Diary/ + PCC + — HIMAJIN NI AI WO. Love Idle

2005年12月1日(木)

買物

吉田健一『金沢・酒宴』講談社〈文芸文庫〉、1990。400圓。白川靜『白川静漢字暦2006』平凡社、2005。小遣が出たので早速買ふ。

『万葉集釋注』(原文篇、伊藤博、集英社、2000)を藉る。字の整理が興味深い。

18:24

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福永武彦の結婚

福永武彦は1943年だかにマチネ・ポエティクの同人山下澄(筆名原條あき子)と結婚し、1945年に夏樹が生れ、1950年に離婚してゐる。けふ、いくつかの全集などをあたつて、結婚のことを調べようとしたが、結婚のことさへ書いてゐないものもあつた。

要するに、これは、原條あき子がうんぬん、ではなく、マチネ・ポエティクが〈フォニー〉で、福永はこれを超越することで〈フォニー〉ではなくなつたのだ、といふのが福永研究の趨勢なのか。石川淳が云つたらしいところには、といふのも金井美惠子の本で讀んだだけなのだが、マチネ・ポエティクのあとでも〈フォニー〉であつたやうではあるが。

で、私は池澤夏樹の愛好家なのであつて彼の父君にはたいして興味がなくて、あるのは山下澄への興味である。『新研究資料 現代日本文學』の詩の卷にマチネ・ポエティクは記載が無く、福永、加藤、あと一人くらゐの、マチネ・ポエティク出身でのちまで活きてゐた作家(まだ死んでゐないのもゐるが)の項目にも、ない。まるでをさなかりしころの火遊びかなんかであつたかのやうだ。

さて、古本屋で池澤夏樹譯のダレルの著作をみつけて、後書きを讀むと、『豚兒二人』云々とあり、譯の時期からしてこのうち一人は春菜であり、それにもう一人がゐるはずである。くはへて、メイルマガジン「異國の客」では、フランスで小學校に通ふ2兒があると書かれてゐる。春菜は1975生れであるから、假に日本の小6に相當するとしても、18の年の隔たりがある。どういふ家族構成なのか、全く想像できない。プライベートを書かないのであれば、徹底して書かないはうが(春菜はしかたないが)ありがたい。

23:47

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2005年12月2日(金)

いてうにむくどりのなれる

まるくなりてねむるさまはいとかはひらし。

白川先生のカレンダー、甲骨文が大きく出てゐるのはいいのだけれど、リュウミンでやつてゐて少しいやなのが、2006版は「まこと」だとか大きく假名が出てゐて、さらにううむとなる。

昨日書いた、『萬葉集釋注』(原文篇、伊藤博、集英社、2000)の、字體の整理の部分を引いてみる。

一、原文の字体に関しては、なるべく底本の文字に近いものをあらわすように努めたけれども、活字化にあたって、次のような整理を行なった。

  1. 新旧の字体の別がある文字のうち、底本に旧字体で書かれている文字は旧字体に、新字体に近い字体で書かれている文字は新字体に統一した。ただし、活字の上で新旧の差がさほど激しくない場合には新字体によった。このうち、旧字体で統一した文字は次の通り。
    (略)
  2. 再現しても意味の認められない異体字や、底本独自の筆癖による文字などは、適宜通行の字体に改めた。ただし、全体の様相を勘案し、底本の異体字をそのまま採用したものもある。
    【底本の字体を改めた例】
    高←髙〔引用者註ハシゴ高、以下龜甲括弧は引用者註〕 京←亰 競←竸〔京←亰の關係に準ず〕 奈←柰〔大が木〕 友←〓〔友の右肩に點〕 耆←𦒿〔日が目〕 召←𠮦〔刀が点2個〕 紐←紉〔丑が刃〕 娉←〓〔由の部分が簡略〕 歟←欤〔與が与〕 皺←〓〔芻がヨ二つ〕 纒←〓〔墨が黒〕 逕←〓〔巠が至〕 桑←桒〔又三つが十三つ〕 棗←〓〔来の上部を二回繰返し〕 庭←𨓍〔手を眞垂で覆ひ之繞を履かす〕 (以下略)
    【定本の異体字を採用した例】
    尓 𠮧 并 伇 以下略

と思つたけれども力盡き。作業開始が遲かつた。また明日。

23:45

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2005年12月3日(土)

不運

カップヌードルのカレー味を食べようとして、カーペットに落とし、一時間ほど掛けて大体落とした。

15:16

  • 受験が間近だといふのに……。 (ふかはさん) 05 12/3 18:29
  • ああ、それを仰らなければ氣づかずにすみましたのに……。 (kzhrさん) 05 12/3 20:44
  • そろそろやめてしまうとか (Sさん) 05 12/4 1:13
  • なにをだ (kzhrさん) 05 12/4 2:08
  • お受験 (Sさん) 05 12/5 10:24
  • さういふ豫定はスケジュールにないよ。 (kzhrさん) 05 12/5 14:57
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あやしいQandA

本木昌造をキーワードにしてGoogleで檢索をしたら、江戸時代の印刷技術について(本木昌造関連)といふのがでてきた。囘答者は質問者の問ひをよくみてゐないのだらう、これは電胎法などではない。

ではなんだらうか。韓國では砂、といふ文面から考へると朝鮮活字か。これだと「キーワード」に合致しよう。すると、この題名はなんだらう、そのドイツ人に云はれたのか、質問者が勝手につけたのか。

23:08

  • ドイツ人かわいそうだな (Sさん) 05 12/4 1:09
  • 修士もらへるのかしら。心配。 (kzhrさん) 05 12/4 2:08
  • 電胎法どころかパンチ母型も分っておらぬようで。 (フカワさん) 05 12/4 10:05
  • 電胎がわからなくてもマスターはもらへるかもしれませんが、パンチ母型をわからなければバチェラーすらあやしいのではないかとおもひますが、よくパンチ母型もわからないとお分かりになりますね。 (kzhrさん) 05 12/4 22:10
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2005年12月4日(日)

意識が飛ぶ

某塾に模試とかいふものを受けにいつて。最後の化學なんか、ただでさへ記憶の飛び具合がひどいのに、昨日寢たのが寅の刻くらゐでもう。ばたんと寢られるかとさうでなくて、起きてゐて、しかし頭は少しのことでお花畑に行き呼吸を忘れがちになり。けふはもう寢ます。

22:06

  • 無駄な時間は寝る。これ受験成功する秘訣。 (Sさん) 05 12/5 10:23
  • 羨ましい。 (kzhrさん) 05 12/5 14:58
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2005年12月5日(月)

年賀状

面倒なのでcwTeXFangSongと例の六號のかなだけで作つてしまはうと思つたはいいものの、例によつて書くことがないので困る。

22:01

  • あけおめ (Sさん) 05 12/6 1:26
  • せっかくサンタクロースの国にいるのでクリスマスレターをいっぱい送ろうと思ったはいいものの、例によって出す相手がいないので困る。 (Michitomoさん) 05 12/6 4:13
  • おほほ。 (kzhrさん) 05 12/6 14:41
  • では私に呉れますか。 (kzhrさん) 05 12/6 20:40
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2005年12月6日(火)

年賀状の送付先

豫定送付先。紙でないはうが安い。

この前の書道博物館で御會ひした方々のうち住所/メイルアドレスが判明せる人。ウィキペディアの友人で住所/メイルアドレスが判明せる人。といふか住所を知つてゐる人は基本的に紙で出す積りですが、どうでせう?

20:59

  • 希望者(銓衡あり(お))には住所・氏名つきのPDF(紙と同じデザイン)のを送付いたします。 (kzhrさん) 05 12/6 22:44
  • アドレスも電話番号も変わりました。はい。 (Sさん) 05 12/7 13:21
  • 電話番號……携帶端末のはなし? gmailのに送るから大丈夫(何 (kzhrさん) 05 12/7 14:32
  • 私はほとんどメール年賀状です。PDFがいいな。 (ふかはさん) 05 12/7 15:24
  • さやうですか。ではさうします。 (kzhrさん) 05 12/7 16:29
  • というか,あのとき居たやうな連中は全員PDFでOKと思ひます。 (ふかはさん) 05 12/10 0:18
  • さうですね。 (kzhrさん) 05 12/10 13:34
  • 私も PDFでお願いします (狩野さん) 05 12/14 12:58
  • 狩野さんの住所を知らないのでPDFになります ;) (kzhrさん) 05 12/14 17:07
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2005年12月7日(水)

『欧文書体』

小林章さんの本ですが、Canon化してゐる模樣。いい本だとは思ふけれど、ううむ。

22:49

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2005年12月8日(木)

例の萬葉集のやつの續き

『萬葉集釋注』(原文篇、伊藤博、集英社、2000)。略してゐた部分も略さずにやつてみよう!

一、原文の字体に関しては、なるべく底本の文字に近いものをあらわすように努めたけれども、活字化にあたって、次のような整理を行なった。

  1. 新旧の字体の別がある文字のうち、底本に旧字体で書かれている文字は旧字体に、新字体に近い字体で書かれている文字は新字体に統一した。ただし、活字の上で新旧の差がさほど激しくない場合には新字体によった。このうち、旧字体で統一した文字は次の通り。
    圍 醫 壹 榮 驛 圓 應 櫻 假 價 畫 會 覺 樂 關 歡 觀 龜 氣 舊 擧 輕 莖 經 螢 鷄 藝 縣 險 獻 廣 國 碎 濟 雜 絲 齒 兒 濕 實 寫 釋 壽 澁 處 稱 條 疊 觸 盡 圖 數 聲 齊 竊 攝 淺 錢 踐 搜 雙 續 對 帶 臺 撰 澤 蟲 晝 鑄 廳 鐵 點 轉 傳 燈 當 獨 讀 貳 拜 賣 發 濱 拂 佛 邊 變 藥 豫 譽 龍 瀧 兩 勵 戀 勞 灣 など
  2. 再現しても意味の認められない異体字や、底本独自の筆癖による文字などは、適宜通行の字体に改めた。ただし、全体の様相を勘案し、底本の異体字をそのまま採用したものもある。
    【底本の字体を改めた例】
    高←髙〔引用者註ハシゴ高、以下龜甲括弧は引用者註〕 京←亰 競←竸〔京←亰の關係に準ず〕 奈←柰〔大が木〕 友←〓〔友の右肩に點〕 耆←𦒿〔日が目〕 召←𠮦〔刀が点2個〕 紐←紉〔丑が刃〕 娉←〓〔由の部分が簡略〕 歟←欤〔與が与〕 皺←〓〔芻がヨ二つ〕 纒←〓〔墨が黒〕 逕←〓〔巠が至〕 桑←桒〔又三つが十三つ〕 棗←〓〔来の上部を二回繰返し〕 庭←𨓍〔手を眞垂で覆ひ之繞を履かす〕 匝←迊〔帀に之繞を履かす〕 兼←𠔥〔一番下が列火〕 淑←〓〔㳤の中央部が夕〕 譬←〓〔辟の口の部分が言〕 虎←乕 廟←庿〔苗を眞垂で覆ふ〕 壺←〓〔士が右〕 熱←〓〔[(生丸)/火]〕 熟←𤏅〔但し列火ではなく火〕 燕←鷰〔列火が鳥〕 卯←〓〔左が歹〕 怨←㤪〔ただしヒ〕 幸←〓〔[土/羊]〕 梓←〓〔[木(なべぶた/羊)]〕 埼←〓〔[土(なべぶた/羊)]〕 年←羊 能←〓〔偏が角〕 射←𡬫〔身が舟〕 船←舩・舡〔其々[八/口]が公・工〕 など
    【定本の異体字を採用した例】
    尓 𠮧 并 伇 〓〔[人弖]〕 以下略

淚涙淚がunihanだと全部畫數が同じで出るのですね。

ところでHermann Zapfつて博士なんですね。なんの?(LinoLetter 12/05, Linotype, 2005による)

21:01

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2005年12月9日(金)

「拜み奉る」

西洋と東洋の違ひとかいふので話してゐるのを聞きながら、宗教のことになつて、半分か四分の三くらゐ言葉を聞き流しながら、「拜み奉る」といふのが頭から離れなくなつて、なんだらうと考へてゐたのが、いま不圖得心したところでは、「スッタニパータ」にあるのだつた。

でもいま眺める限り見當たらない。あれれ。「歸依したてまつる」ならしばしば。

18:37

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英聯邦の王位繼承權

エリザベスIIの夫フィリップは同時に王位繼承權を持ち、490位にあるらしい。どういふ繼承權の設定の仕方なのだらうか。あちらの王侯家といふのは、このくらゐ繼承者を用意するものなの?

19:48

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2005年12月10日(土)

年賀状の仕上

家人には堅いだの面白みがないだの云はれるけれども、これで仕上りにしてしまはう。

19:49

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2005年12月11日(日)

赤本の裏表紙の言葉

「すべて良き書物を読むことは、過去の最もすぐれた人々と会話を交わすようなものである」(デカルト)。

よい言葉かもしれぬが、赤本に書いてあつても有難みがないやうに思はれる。

19:45

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Amayaでまともに日本語が表示されない件

なんでだらうと思つたら、どうやらビットマップフォントに對應してゐないためらしかつた。だが、PreferncesにFontを撰ぶのは見當たらないし、ビットマップを遣はないやうにする設定もないやうに思はれる。使へないなー。

21:43

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2005年12月12日(月)

『日本の文字』

樺島忠夫、岩波書店〈新書黄75〉、1979。

……外国語に近い形でカタカナ書きの語が多くなっている。

ラジオ テレビ シャープペンシル ボールペン ガス……

あんまりだ。

さておき、カタカナを能率化の一環と捉へるのには異論がないのだけれども、楷・行であつた萬葉假名を崩して、草だの女手だのが生まれたといふと、不思議なことがおきたやうに思へる。あと、書體が使用される場について、意識をめぐらした文章をかなの歴史について述べたもので見ないのだが、少なくともこの前見た『かな』、今手許にある『日本の文字』ではさういふことは配慮されてゐないのだけど、最近の研究では配慮されてゐるのだらうか。

また、本書でひらがな字形の複雜さと使用率の關係を見てゐたのだが、現代假名遣の文獻をもとに調査してゐるので、宛てにならないやうに思はれる。

18:19

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ヘッセの蝶

中學だか小學校だかで國語の教科書(教育出版、だつたと思ふ)にあつたへルマン・ヘッセの珍しい蝶の標本を巡る二人の少年の片方の囘顧録を讀まされたのだが、そのせゐで、ヘッセがどうも好きになれない。

たしか、その片方がその事件があつた年くらゐの自分の子供に面つて囘顧する形式だつたのだが、〈普通〉の少年で、蝶を集めるのが好きだつた彼が、學校の同級の金持ちの子の持つてゐる珍しい蝶の標本の噂を聞きつけてぜひとも見せて欲しいと拜んで見せてもらつた。さてここが核心であるのに記憶が曖昧なのであるが、その金持ちの子息がゐなくなつたときに、欲しさに負けてその蝶をくすねてしまひ、後で後悔して戻さうとしたのか、或は單に觸つただけか。いづれにせよ、蝶の標本は崩れてしまひ、それを見つけた金持ちの子息に厭味たらしく云はれてその少年はすつかり後悔して自分の標本を全部つぶしてしまつた。

かうしてつぶさに振り返ると自信がなくなるが、そのときはたしかに、少年が一人自身がすべて惡いやうに思つて潰したのだと思ひ、金持ちの子の〈見せびらかし〉にいくらかは相殺されようよと思つたのだつた。でも、やはり、潰す必要があるとか潰す形で責任を取らうとするのとかには違和がある。潰したのは、吉都彼が蝶をほんたうには好いてゐなかつたからなのではなからうか。

19:11

  • 蝶じゃなくて蛾 (ヘッセさん) 05 12/12 22:32
  • のやうですね。宛てにならぬ記憶。『少年の日の思い出』といふ題のやうです。 (kzhrさん) 05 12/12 23:35
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2005年12月13日(火)

M+ Outline Font

狩野さんの日記(半年振り! しかしnewest.htmlがnewestではないです)でM+ Outline FontのIPAゴシックと組合せたフォントのスクリーンショットが出てゐる[1]。それを見て思ふこといろいろ。

たぶん今出てゐるスクリーンショットはM+ 1のはうではないかと推測するのだが、やはりM+ 1は好きになれないと感じる。たとへば、なんでリュウミンのオールド假名はあんなに撥ねてるのか、とか、Efont Serifはアームなどが太いのだらう、とか。狩野さんの日記に出てゐるのだと「か」の「口」變形部の長さ(わかりにくいな)、「ん」の形、など。

上のはほんたうに好みの問題なのだが、それ以外のを書くと、たとへば歐文の大きさが目に入る。ディセンダーの高さが和文の假想ボディーを超えて高いやうにさへ見えるのは、低解像度のためだらうか。超えてゐないとしても大變大きい設計である。

最近M+ Outline FontのMLが活溌なので、なにか御手傳ひをしようではないかと添付ファイルなどを開いてみたが、よくよく思ひめぐらせば、Cygwin環境構築に失敗してFontforgeが遣へないのだつた。(いや、構築しなほせばいいのだらうが)野次馬は默ることにする。

初雪降れり。

17:36

  • M+2 です。(1は「ま」や「き」が水平)。欧文はこれから4%小さくなる予定。ベースラインもたしかこの時点では上げ過ぎでなかったかと。 (狩野さん) 05 12/14 12:57
  • さうですか。M+2ですか。M+2はまだ好けるなあと思つてゐたのでむーと思ひますが、まあ。歐文は調整されるなら大丈夫でせうね。 (kzhrさん) 05 12/14 17:52
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2005年12月14日(水)

12/14

圖書室に國史大辭典を讀んで、第6卷、「三体」ををもしろく讀む。しかし、楷行草といふ風な認識であつたとしても、それと、楷→行→草といふ順でかなのできるといふのは別の問題だらうと思ふ。

でもこんなこと重箱の隅をつついてゐるだけではないかとも思ふ。

けふは14日であるらし。15日に行くべきところに行つて開いてゐないのを見て初めて氣づく。

21:28

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2005年12月15日(木)

wp雜感

ウィキペディアなる百科事典編纂サイトにかかずらつてゐると、さうでもしてゐないとお目にかかることのなささうなものにめぐり合ふ。

ノートといふものがあつて、執筆・編輯者のメモなどに使はれたり項目で議論・喧嘩にならないやうに一種の緩衝であつたりするのだが(係る度合が増すほど後者での使用が増えるのは仕方がない)、その執筆・編輯者の所謂「生の」意見が、交はされてをもしろいのがある。たとへば、社會・歴史關係のものをみると、〈唯物史觀からの超克〉だとか右翼がどうの左翼がどうのだとか、人に "What do you support?" などと問ふことなど日常ではないのだらうからここでもなければ見ることはなかつたらう。

また、中途半端な智識できて、〈あ、これ間違ひだ〉などと思ひ書き直していく人も少なくない。項目に書かれる分には直すだけだが、ノートに來るとすこし滑稽な〈説得劇〉とでもいふものが始まる。しかし説得してゐる側がやがてぼろが剥がれてしまふこともあるので、何よりそこが〈ウィキペディア〉の品質を上げかねてゐる原因なのかもしれない。

フォントの、或は書體の著作權について思ひめぐらせてゐて、われわれがコピーしがいのある文字であるところの戰前書體に著作權を設定しうるのは、舊著作權法時代以前なら保護の對象にならず、以降でも、團體の場合發表後、或は個人の場合死後30年の保護であるといふのは留意していい。また、書體は藝術品であると同時に、或はそれ以上に工業生産品であるので、著作といふよりも意匠といふはうがすんなりくる。さうするとどうなるか。意匠に關する權利である、意匠權は特許權同樣(著作權も本質的にはさうであるはずだが日本の運用では違ふのだが)獨占權で、申請し認可から15年の保護を受ける。しかし、15 年しか獨占を出來ないといふのは、それしか賣り物がない書體メーカにとり重荷になるのは問題がある。そこで株組合のやうなものを考へる。つぶれれば、Go public. 電子書體ではやりにくい/不可能なのが。

00:39

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BOINC

設計惡いよBOINC……。Adminでないと起動しないとかなんですか。Power Userのなにがいけませんか。Adminを日常的に使用したくなんかないんだけれども。

Share Userでインストールしたはずなのになあ。

22:46

  • この日記、Operaでみると過去ログが1月1行になっちゃって設計悪いなぁとか思ってたわけですが(w 、 DiaryMaker1.02bでぐぐったら開発元なくなっちゃってるんですかね。何しろ、この日記がググルランクトップじゃないですか。 (Michitomoさん) 05 12/17 20:28
  • それ、私の改造です。DiaryMakerの開発元はなくなりましたね。 (kzhrさん) 05 12/17 22:05
  • 一月一行、まあ、リストなんだからリストでやるのがHTMLの流儀により適合するとかなんとか。 (kzhrさん) 05 12/17 22:51
  • IEだと画面の30%くらいしか使わないところを、Operaだと200%くらい使っちゃってるので驚いてたんですがね。これはIEの表示がおかしいってことですか。 (Michitomoさん) 05 12/18 4:43
  • 両方をかしいのでは ;) (kzhrさん) 05 12/18 11:37
  • あー、Operaがulのdisplay:inlineとcontentに對應してないんだ。IEだとcontentに對應してゐないだけなのですが。 (kzhrさん) 05 12/18 11:40
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2005年12月16日(金)

うきよのつきにかかるくもなし

白川靜の字書三部作の改訂版。恐ろしい人だ。字通のCD-ROMを持つてゐるが、古い版に基くのだらうな……。

青空文庫の工作員の方々がお書きになつた本、圖書館に頼んでいれてもらへるだらうか。

サイモン・シン『フェルマーの最終定理』(青木薫譯、新潮社、2000)を藉る。

22:36

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2005年12月17日(土)

時間が掛かる

足し算を間違へます。引き算も間違へます。乘除なんて間違へないわけがありません。まれに二桁+一桁で紙に書くことがあります。だからパターンなんか覺えさせないでください!(意味不明)

23:41

  • ぱたーん? (Sさん) 05 12/18 1:53
  • お受驗のひとにはわかりつこないわ! (kzhrさん) 05 12/18 2:06
  • やめたんですか!朗報です (Sさん) 05 12/18 8:41
  • なんでぢや。 (kzhrさん) 05 12/18 11:36
a(半角)と入れてください。

2005年12月18日(日)

SETI@homeが横柄です

BOINCでSETI@homeとclimateprediction.netと二つ解析させてゐるのですが、リソース割當てを2:3としてゐるのにも係らずSETI@homeが解析を獨占してゐます。一體どういふことなのでせうか。SETI@homeの解析を一時中止にして、 climateprediction.netの解析を始めさせて、それでSETI@homeの一時中止を解くと climateprediction.netが中斷せられてしまひます! どういふことだ!

03:02

  • BOINCなんてやめてdistributed.netにしなさい (Sさん) 05 12/18 8:40
  • はあ。 (kzhrさん) 05 12/18 11:37
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所謂滑り止めを探すのだが

そもそも日本語の文字學を專門にやつていらつしやる先生は希少價値がどうにも高いやうに思はれてならない。

23:59

  • 其の通り。 (ふかはさん) 05 12/19 0:38
  • よほどの流行病(?)でない限りどんな学問でもやってる人は希少なのです (Sさん) 05 12/19 1:38
  • といふかゐるのでせうか。 (kzhrさん) 05 12/19 12:08
  • 大学自体は入ってみるところであって,1-2年様子を見たら退散するところのように思えます。気合を入れて勉強するには無駄な時間が多すぎる。 (ふかはさん) 05 12/19 21:34
  • 学部で文字論をやってもそんなに深くはできないだろうから、その時は院から行くことにして学部時代は聴講するくらいにしておけばどうでしょうか。 (JTCYさん) 05 12/19 21:50
  • まあたしかに。院に行ける餘地を殘したいと今のところ考へてゐるので學士は取らないと。 (kzhrさん) 05 12/19 22:26
  • 院に行くつもりなら,高木元のいる千葉大,鈴木俊幸のいる中大。kzhr君は鈴木広光のいる奈良女大には入れないのだから。でも,この三人は研究会仲間でもあります。 (ふかはさん) 05 12/21 0:13
  • 池田証寿+白井純のいる北大や豊島正之がいる外語大もあるぞ。 (ふかはさん) 05 12/21 0:17
  • 教授職の皆さんは定年まで勤め先が変らないでせうが、白井純氏は今春信州大学に転職された模様です。豊島助教授は、研究内容からすると、他大から教授の誘ひを受けても転出されないでせうが、どうでせう。鈴木助教授は…、他大学の可能性あるんぢゃないかなぁ。 (うちださん) 05 12/21 6:36
  • ふむ。まあ、私が院に入れるやうになるのは大分先ですけれども、御教示ありがたうございます (kzhrさん) 05 12/21 18:34
  • 文字の観点から貴重な資料を所蔵してゐる図書館がある所を選ぶとか。 (うちださん) 05 12/21 19:11
  • 持つてゐても興味を持つてゐる教授がゐなければそちらのはうが問題かなあ、と。 (kzhrさん) 05 12/21 21:16
  • 「滑り止め」といふ觀點でいへば、センター試驗を受けてから出願するやうなセンター利用の入學者選拔を用意してゐる大學が有り難いのですが、ないですねえ。 (kzhrさん) 05 12/21 22:35
  • それに(何がだ)、貴重な資料があるのを撰んだとしても、第4以下の志望先なので、奇妙なことになつてしまひますね。 (kzhrさん) 05 12/22 13:37
  • 適当な大学に入っておいて,その4年間のうちにちゃんとした論文を何本か書けば,先にあげた先生たちなら喜んで院に取ってくれますよ。 (ふかはさん) 05 12/24 21:04
  • 金錢的な問題ですねー。獎學金もらへばいいのか。 (kzhrさん) 05 12/24 21:29
  • 本日デパ地下で掏摸に財布をとられました。なに18000円ほど入っていただけですが。一緒に入っていたUFJの法人と個人のキャッシュカードがあったのですが,妻が大変にうろたえておりました。で,ふと思いついたビジネス・モデルが一つ。私の実家まで行く電車の中で30分ほど検討してみましたが穴はありません。一週間以内に「有限会社低利貸」という会社を作ります。そこの役員に入れておいてあげますので,院に行くのは全く心配ありません。役員の固定給は三万円ですが。近々日本の経済システムが変ります。 (ふかはふかはさん) 06 1/2 23:17
  • ふかはふかはではなくてふかはであつた。 (ふかはさん) 06 1/2 23:20
  • 私にはよくよく事情が飮み込めませんが、松の内があけましたら寒中の御見舞状を差し上げるつもりにてをりますのでそのときにまた。 (kzhrさん) 06 1/3 23:35
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2005年12月19日(月)

光芒

なんとか正剛(う)の千册一夜、だかいふので、杉浦康平の著書を取り上げたときに、杉浦が亂視で月が九つにも分かれて見えるとあつた。

ほんたうかなあ、精々四つくらゐでないかなあと思つて、夜の歸り道に眼鏡をはずして月を見ると、なるほど別れて見えるのだ。近視でもあるので、いままで氣づかなかつたのだが、かういふこともあるのだなあ。ただ、その正剛さん(松岡?)のは「健常者は疵を羨むものだ」といふのに還元できなくなささうでもない。

ところで、光源をみてゐるとフレアを發してゐるやうに見えるだとか、そのフレアが下に向つて伸びる、だとかいふのは、〈普通〉ではないのだらうか。寢る前に布團に横になつて螢光燈を眺めながら遊んでゐた記憶があるのだけれど。

22:46

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2005年12月20日(火)

描き文字考

大日本スクリーンの『タイポグラフィの世界』で最後まで出澁つてゐた連載が始まつた。タイポグラフィとは何ぞやなどといふのはいつまで經つても曖昧である、とか、明朝體を中國人は嫌ふといふのはそんなでもないのではないかとかはあるものの、それはさておき。

長い文章の一番最後、奥付に相当しようかといふ部分に。

※本稿の図版収録に際して、以下の方々の著作権者にご連絡がとれませんでした。
お心当たりの方は、恐れ入りますが、sent-info(略)screen.co.jpまでご連絡くださいますようお願い申し上げます。
稲葉小千/和田斐太/矢島周一/藤原太一/清水音羽/本松呉

これもか!(謎)

18:19

  • あ、ワシの名前が...ないない (Sさん) 05 12/20 20:49
  • あなたは戰前の人間ですか(笑 (kzhrさん) 05 12/20 20:53
  • えと...ちがったっけ (Sさん) 05 12/20 22:30
  • 舊制大學だつたの? (kzhrさん) 05 12/20 22:39
  • 小宮山さんは書家志望だつたのですね。 (kzhrさん) 05 12/20 22:58
  • it d(4ay_h it4 w@ (ふかはさん) 05 12/21 0:05
  • 『聚珍録』で殆ど最初に取上げたネタの図版が多かったですね。図版の量は『聚珍録』のほうが上。まあ銭取ってますから。でも,あの手の資料には殆ど紙幅を取りませんでしたが。 (ふかはさん) 05 12/21 0:08
  • 「あの手の資料」ではなく「あの手の資料についての解説」でした。 (ふかはさん) 05 12/21 0:09
  • まあそれはしかたがないでせう。『聚珍録』なみでやつてゐたらそれこそきのふけふで出たかどうか。 (kzhrさん) 05 12/21 18:06
  • 正しくは 本松呉浪 ですね。 (ふかはさん) 05 12/24 10:41
  • 誤變換でした。ご教示ありがたうございます。 (kzhrさん) 05 12/24 11:56
  • 河端某君が『聚珍録』にすら目を通さずに「タイポグラフィ研究」に言及しているということはさしあたり分かる。 (ふかはさん) 06 2/12 21:19
  • 河端ではなく川畑でした。 (ふかはさん) 06 2/12 21:20
  • 小宮山先生は讀んでなくてああ應へていらつしやるのか仕方がないなあと思ひつつ受け流していらつしやるのか。小宮山先生のレタリング論はそれにしても獨特ですね。 (kzhrさん) 06 2/13 12:07
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2005年12月21日(水)

あ〜る

覆刻版イメージアルバム2種購入。

21:33

  • 時々キミの年齢がわからなくなるよ (Sさん) 05 12/22 3:20
  • おほほほ。 (kzhrさん) 05 12/22 12:47
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2005年12月22日(木)

風強し

風があるのとないのとでは感じる寒さがだいぶ違ふ。冬休みに入つて學校に置いてゐた荷物を持歸る生徒や兒童のなかをフードまで被つて歩く。

部活動の先輩より學業成就の御守りを頂く。鎌倉の八幡さま。北野の天滿宮のを去年もらつたのを著けてゐたので、氣にしたら、「神樣喧嘩しない」などと云はれる。

17:19

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2005年12月23日(金)

誤謬撲滅

手品を見てゐて、タネを變だなあと思ひながらそれだけで濟まして何事もなく引掛けられる……といふのが日常茶飯事なのはどうにもならないのだらうか。寢てるんだらうか。例の本番でやらかしたら洒落にならんやうな。なるやうな正解率をあげればよいのかな。それならもつと上いけとどやされさうだな。まいいや。

21:45

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2005年12月24日(土)

失態

所謂オフラインな人たちには、やはり紙に刷つて出すので、その年賀状を印刷したら上下を逆さまでやつてしまつた。といふのも一番上のだけ正しい向きで、その下が全部逆向きになつてゐたことに全然氣づかなかつたためなのだが……。ううむ。メイルならばこんなことは起らないにな。

14:21

  • 印刷の時期がちょっと遅いような気がします。。w   私にはオンラインで逆向きに送ってください。 (Michitomoさん) 05 12/24 21:11
  • そんな無茶な(w (kzhrさん) 05 12/24 21:29
  • まあ、今年は妙に遲かつたですね。例年なら十日ほど早く濟ましてゐましたが。 (kzhrさん) 05 12/24 21:58
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2005年12月25日(日)

はて。

バスカヴィルの事蹟を調べてゐて思つたのだけれども、書體に名前がつくやうになつたのはどれごろからなのだらう。つまり、青山進行堂が南海堂行書などと銘打つて賣り出すやうなことを、世界的に、といふことは歐洲になるのだらうが、初めてやつたのは誰なのだらうか。バスカヴィルにしろ――彼がフルニエやディドー、フランクリンなどと同時代の人間だと初めて知つたのだが――、それより前のギャラモンにしろ、そんなことはしなかつた筈である。築地や秀英もさうであつた。やはり、ベントンやそれに類する機械の導入が契機なのだらうか。少なくとも活字の末期には始まつてゐたのに違ひない。Universだとか、 Helveticaは活字起源なのであるからして。

22:08

  • CaslonとかBellとかFryとかBodoniとかFournierが見本帳を作り出すのは18世紀中葉から後半ですね。ボドニ以外は同業者や既存の特権的な業者との競争から必要となったわけでしょうし、印刷と活字製造が近代的な産業に脱皮する時期とでも言えましょうか。 (les jeuneさん) 05 12/26 13:22
  • その過程でどこどこのローマン書體、イタリック書體からどこどこの「○○」だとか「××」だとかに變つたのでせうか。まだCaslonの段階では前者ですよね。後者に移行するのに見本帖の存在が前提である、といふのは氣づきませんでした。御教へくださりありがたうございます。 (kzhrさん) 05 12/26 14:41
  • 勅許をもつ特権的な業者の家系とかギルドが出版・印刷・活字製造、あるいはそのどれかの過程を牛耳っていて寡占的である段階では、業者間の競争が希薄なので、そもそも商品としての活字書体が自由に流通しなかったように思えます。そこには、分業の進展と商品生産社会が必要であったように思います。そうなってはじめて、どこどこの「なになに」書体を他のメーカーの「あれそれ」書体と比較して選択購買するということが広く行われるようになります。そうすれば、商売ですから、見本帳を作って張り合ってやろう、ということにもなりますね。これが、近代の形成なのでしょうか。 (les jeuneさん) 05 12/27 9:36
  • 重ねての叮嚀な御教示に痛み入ります。Garamond も王の印刷者でしたね。Bodoni もパルマ公ですし。市井への移行、といふごくごく一般的な近代化の過程を印刷も歩んできたのでせうね。 (kzhrさん) 05 12/27 18:06
  • 蛇足で失礼しますが、そこに活字製造と印刷の機械化、鉄道や蒸気船などの交通機関の発達が重なってくるのでしょう、特に19世紀以後は。 (les jeuneさん) 05 12/27 18:50
  • それは、築地と寫研の違ひのやうなものなのでせうかね。とまれ、いろいろとありがたうございます。 (kzhrさん) 05 12/27 21:18
  • 活字が欧羅巴近代を先導したプロセスについて有名なものではベネディクト・アンダーソン『増補想像の共同体』(NTT出版)という名著があります。2300円+税。 (ふかはさん) 05 12/31 14:33
  • ありがたうございます。『想像の共同体』とやら、名前を見た記憶はありますが、はて。 (kzhrさん) 05 12/31 18:24
  • マクルーハンとオングをわすれとった。 (fukaさん) 06 1/13 14:58
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2005年12月26日(月)

犀の角のやうに

かあ。はてふむふん。

それは兔も角、この前讀んだ、フェルマーの最終定理で、オイラーだつたか、〈數學はあんなにいい業績を殘したのに神學なんて莫迦なことをして〉といふ趣旨の文章があつたのだが、佛陀が説くとほり、因果は解きがたいものなので、あたかも神學なしの彼があつたかのやうな口吻はよしたはうがよいやうに思はれる。

21:26

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2005年12月27日(火)

バスカヴィルの偉大さ

いまの私の目からすると、バスカヴィルが偉大であつたのは、がたがたの字の竝びとあまり綺麗でない紙、みつちりと竝べられた活字のインクの乘りの惡いのを一遍に改めてしまつた點である。活字は……彼自身が組めばいい仕上がりにならうが、私はさう好きではない、と感じる。の16cのパリに入つてゐるオールド・ローマンは、ギャラモンの手が加はつてゐるかはわからないが、(がたがたもしてゐないし)大變美しい[1]。ただ、一般的な水準はこんなだつたらう[2], [3]。一方、バスカヴィルの本文書体[3]はぐつと文字が大きくなり、たしかに讀みやすくなつてゐるし、これはTrasitionalであるな、と思ふが、Old Romanの少し締まつたのには劣るやうに思はれる。

22:44

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2005年12月28日(水)

喪中につき、年末年始の御挨拶をご遠慮申し上げます

2親等の親族で、今朝方。なので、紙の年始挨拶はとうに送つてしまひましたが、電子のはうはできません。御諒解ください(缺禮の挨拶を作る時間があるかわかりませんが、それはまた後に)。

08:06

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2005年12月31日(土)

てんてこまひ

いつまでかかるかわからなかつたもので某所で年内はゐないと書きましたが葬式を濟ましてけふ歸りました。2親等はやはり變なので祖母と書き直すのですが、それでも、死人はわがままだと思ふのです。

18:44

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