2006年4月1日(土)
お金がとんでいくー、と、自分のふところは全然痛んでゐないながら思つてみる親不孝者。
21:23
2006年4月2日(日)
一號細假名? 三號にしては太さがばらつきすぎだし、號からまだすぐ大きさに思ひ至らないのだが、さうであるやうな氣がする。「うえぎぐげごちだぢねほびぼぱぴぷぺぽわゐゑ」を缺く。ちと缺けが多すぎるか。
01:23
M19の新製見本に缺くのは「うえおがぎげござじずせぞだぢづでぬねばぱひびぴぶぷべぺほぼぽゆわゑん」。 (kzhr さん) 06 4/2 20:09
これに後代の見本帖を併せて重複を取り除くと「うえぎげごだぢねほびぼぱぴぷぺぽわ」。やはり1號の總數見本帖を見つける外なささうである。 (kzhr さん) 06 4/2 20:21
拙宅の雑誌の見出しで大分埋まる。 (ふかは さん) 06 4/4 8:47
ぱ行も埋りませうか? (kzhr さん) 06 4/4 12:04
「ゲサザジゼソゾタダヂヅテデドネバパヒピフブペホボポヶ」(標準ファイル)「まみ」(變體假名ファイル1)「け」(變體假名ファイル2)の作字 アウトラインのチェック 寄り引きのチェック フォントデータを一つにする(OTF? 異體字機能) 出荷(違)
19:22
OTFで異體字機能をつかふならばType1系 (Adobe-Japanがつかへるはう)でなければだめだらう、とすると、いまのTTFの2次スプラインデータを3次ベジェに變換しなければならないので云々。OTFにできるやうになつたら今度買ふMac OS XにFontForgeを入れてやれば異體字割當もできるやうになるだらう。 (kzhr さん) 06 4/2 19:58
ひとまづ平假名は全部アウトライン化終了。かたかなは他のかなのをあはせてよ、と思つてやる氣がでない。 (kzhr さん) 06 4/2 22:13
変体仮名はどうしましたか。 (ふかは さん) 06 4/4 8:42
變體假名含めての平假名すべてです。いま「サ」を作字してゐるところです。 (kzhr さん) 06 4/4 12:03
2006年4月3日(月)
學生主催のイベントにふらりと行つてみる。ナンデスカコレハ。「友達が出來る」といふが、話す餘裕もありませんでしたよ? といふか誰がなんの學科のひとなのかさへわからぬ始末。それにしてもあの出席率の高さはなんだらう。それにしてもあの出場の統制ぶりはなんだらう。いいのかそんなので(人のことをいへた料簡ではない)。
かへりぎはに米原萬里『不實な美女か貞淑な醜女(ブス)か』(新潮社〈文庫〉、1999.1)、深澤七郎『楢山節考』(新潮社〈文庫〉、1964.7)を買ふ。
21:20
今の学生は二昔前の高校生以下だよ。マジメに付き合うだけ時間の無駄だ。拙宅に勉強に来なさい。 (ふかは さん) 06 4/4 8:42
といはれてもその「二昔前の高校生以下」の學生と私は齡をおなじくするので「無駄」だとしてもある程度は付合ひがいるのですが……。學校の定期を作ると同時に早稻田への定期を作るが安上りとみたので、遲くなりますが、そのころからちよくちよくお邪魔するつもりです。 (kzhr さん) 06 4/4 12:30
6, 7あたりにつくります。 (kzhr さん) 06 4/4 20:58
2006年4月4日(火)
「ネ」と「ヰ」が資料となる見本帖群には、「子」と「井」なので、「ネ」と「ヰ」にするにはどうしようと考へてゐるがそれには作字しかなかるまいとはおもつて、「ヰ」は作字したものの「ネ」はどうしたものかとまよふ。作字なんぞやめにして、「子」と「井」を入れればすむ、といふ手もあるが。
21:47
手で全部書いていけば江川行書の「ネ」のやうに最後には書けて仕舞ふんですけどね。 (ふかは さん) 06 4/5 9:39
明治34年以降の六号をつかった辞書でも見つけてくれば「ネ」は必ずあるはず。 (ふかは さん) 06 4/5 9:41
やらうとおもへばいけますが、「それつぽいもの」でいいのだらうか、といふ迷ひとでもいひませうか。6號で「ネ」を遣つたものはみつけてゐますがこれを「築地」のフォントにいれていいのかどうかといふ迷ひもあります。 (kzhr さん) 06 4/5 13:34
表キャラと裏キャラのあるOTFだったら良いんでないの。 (ふかは さん) 06 4/8 11:28
ふむ、それも一案ですが。 (kzhr さん) 06 4/8 17:20
2006年4月5日(水)
もういつちよ整理をしていよいよ部屋が趣味で埋まる。勉強机が物置から資料棚に大變身!(ん?)
20:56
2006年4月6日(木)
に行つて履修指導などをうけてくる。文化論や教育論よりユーラシア言語論のかたがたのお世話になることが多からうかと思ふ。
長いガイダンスのあと高木さんとお話をする。いろいろとうかがひ、卒業要件を滿たすためにだいたい考へてゐるのでよささうであると考へる。理系の智識がいるから線形代數學をやれとけしかけるひとがゐるがはてな。問題文にあんな誘導を書くのだからそれに從つて書けばよからうとおもつて書いたら、精々シベリアまでが範圍の採點者の專門では、そのまましたがふのは不意打ちのやうなものであるやうだつたらしい(何)。方言を全く考へない立場を失念してゐたので、あの小論文はすこし、といふか大分不正確。直せたら直してみたいものだが、まあ、破棄されてゐるならばそれでもよい。
23:20
で、明日、入學式。 (kzhr さん) 06 4/6 23:21
餘つてゐるといはれて片鹽二朗『逍遙本明朝物語』(朗文堂)をいただく。いちわう全部讀んだ。杉本の傳を今後見る機會があるか如何かだらう。 (kzhr さん) 06 4/7 0:47
2006年4月7日(金)
7:00ごろ
起きる。昨夜の筍御飯の殘りの握り飯と味噌汁。
9:05
でかける。大學には新入生全部が這入る建物もないので、千葉ポートアリーナへ。なんで幕張の新都心でないのか。
9:40ごろ
扉が開く。はじめてスーツに身を包んだはいいものの、なぜかコートを著忘れ、殘つた寒さのために體調を崩すも寒い會場でじつとこらえる。
10:30
式開始。そのまへに急に學校歌をうたはされる(入學式と卒業式だけ必要)ものの、肝腎は、學長が「入學許可」といへば、あと校長がぐだぐだいふのを(最後の最後に2分ほどまともなことを喋つてゐたがもう遲い)聞き流すのみで、30分で終る。ロバート・ジョン・ヴァレンタインがヴィデオ・メッセージを寄越したのには少し驚く。
11:00
やたら芝居がかる理事の學生生活の案内。一氣飮みはいかんとなつてゐると昨日高木元さんにもいはれてゐたのでそれを云つてゐたのは覺えてゐるがあとは。
11:30
その理事の長い(5分くらゐ)紹介を經て、災害ヴォランティアであちこちに行かれてゐるといふ前年度卒業生がくる。研修醫といふのだから醫學部を卒業したのだらうか。齒學で醫師免許は取れるのかどうなのか。理事の説明では理と聞えたのだが。といふか阪大の博士號(齒學)(學長も理事もはかせと呼ぶ。學位としてははかせはない)を取つてゐるのに家は東京で阪神淡路大震災は東京でレポートを書いてゐるときに感じた……、大學もあちこち飛囘つてゐたのだらうか。それはどうでもいいことで、外來者としてのヴォランティアの限界を始めからよくよく考へてやつてゐるのでもうご立派としかいひやうがみあたらない。
12:30
1時間まるまる、(地震)災害があつた際に被災地がどうなり、そこの住民はどうなり、そして、自治活動の機能不全からの恢復――ヴォランティアが「遣る」のではなく地域住民が「遣る」のを出來る限りで助けるといふこと――をいかになすかといふことを説かれ(氣になつたのは講演者の家族の家、アパートどちらとも地震があつた際に非常に危ないといふこと)、諸手續のために學部へ行く。
不明
この日時計を持つてをらず、アリーナの時計をみて過ごした。だから時間がわからない。學部に行き、學生證の交付を受け、既習外國語(英語固定)とスポーツ科目の抽選受付に提出し、歸宅。
不明
これは單に時計を見なかつただけである。カレンダーも時計も不斷は見ない(自慢にならない)。iBook G4とiPod nanoが屆いてゐるのでいろいろ遊ぶ。ただし、千葉大學文學部にはPCを持込む學生に對して無線LANの使用を許可するとかいふ温情措置はない(といふか無線LAN自體が文學部にはない)ので、學校に持つていく意義を見出すのは講義が始まらないとわからないだらう。
22:44
入学、おめでとう。私もなのが欲しいです。 (ゆき さん) 06 4/8 0:06
なのではなく、nano (ゆき さん) 06 4/8 0:06
入学おめでとうございます♪ (ファソ さん) 06 4/8 0:15
ありがたうございます。nanoは學割なので少し安いですが、ジョグがまはしづらいです。 (kzhr さん) 06 4/8 2:19
パワーサポートのシール張るとエライまわしあやす苦なるよ。カバー買うとおまけについてくるからおすすめ (S さん) 06 4/8 4:13
私は入学式なんざ時間の無駄と思っていたので出なかった。 (ふかは さん) 06 4/8 11:26
親が行きたがらねば私も行かなかつたでせうね。 (kzhr さん) 06 4/8 17:18
いまどきの親はそんなのに出たがるのか。つまんねえに決まってるのに。 (ふかは さん) 06 4/17 17:49
うーん、でたがるといふか親類對應といふか。 (kzhr さん) 06 4/18 1:10
2006年4月8日(土)
佐倉の櫻はまだ殘つてゐた。西千葉も殘つてゐるが。
第2展示室かそこらで假名の變遷をいちわうやつてゐて、資料としてはたいしたことはないが、資料は見續けてゐないといけないなあと感じた。
22:27
佐倉の櫻かあ。私はもう6年近く千葉に帰ってないなあ。帰りたいような、そうでないようなです。 (ゆき さん) 06 4/9 22:02
さういへば千葉のお生れでしたね。ここは海岸に近いですから、風が強いです。心が決まつたらお越しくださいませ。 (kzhr さん) 06 4/9 22:56
ありがとう。 (ゆき さん) 06 4/10 7:38
2006年4月9日(日)
處分するものはもうないのだけれど、本棚の中を移動したり、机の下に入れたりして、ものの配置をかへる。
23:57
いわゆる「のろけ話」がうらやましいと思ったことはないけど、この日記はものすごくうらやましいなぁww (Michitomo さん) 06 4/10 4:43
なぜ (kzhr さん) 06 4/10 10:28
2006年4月10日(月)
朝
御飯。大根の味噌汁。卵燒き。
晝
ミャンマー・カレー(ライス)。
夕
パキスタン・カレー(ライス+ナン)。
夜
ジャパン・カレー(ライス)。
けふは府川さん宅にお邪魔して本棚代りのラック作り。でも金屬のポールに止め具をつけて板を渡すといふやつで、天井から床まであるのにたつたの五枚しか渡せなく、「古本の一時置場にしかならない氣がする」。夕飯を食べる頃になつて家人に夕飯はいらないと連絡すると「カレーがたくさんあるから食べなければだめだ」といはれ、絶句。府川さん宅の往復はシャンディのやうな長いものを讀むのに丁度良い時間。地下鐵がつかへるのでJRよりずつと安い。
23:48
2006年4月11日(火)
成田の街を山と逆にずんずんと。なにもない。
22:51
2006年4月13日(木)
Win xpにワードにエクセルに……いまさら。しがない文學部學生ですから文句はいへないのかもしれませんけども? 「しかたがないから遊んでゐて」といはれる。
23:58
2006年4月14日(金)
ネとヰ。左は一般的な字で作字、右は見本帖に出てゐるもの。
23:45
ネはダメだと思ふ。 (ふかは さん) 06 4/15 11:58
ちとふざけすぎましたかね。 (kzhr さん) 06 4/15 14:24
2006年4月15日(土)
印刷史研究会の小宮山博史氏が文化庁の求めに応じて作成した『活字見本帳集成』 といふのは國語審議會に提出したときの名稱なのでせうか。出版物は『明朝体活字字形一覧』ですし。
14:15
2006年4月16日(日)
「ひと」でないことが侮蔑の對象となり、「ひとでなかつた」者が、その屈辱を受け入れて「ひと」になるまでには?
圖書館で長澤規矩也『《図書学参考図録入門篇4》図解書誌学入門』(汲古書院、1976.11)、遠藤諦之輔『古文書修補六十年 和装本の修補と造本』(汲古書院、1987.6)、渡辺守邦『《日本書誌学体系54》古活字版伝説 近世初頭の印刷と出版』(青裳堂書店、1987.12)を藉た。
14:11
米原萬里、集英社〈文庫〉、2005.10。なんちう本だ。
23:57
2006年4月17日(月)
と曲田成が記してゐるのを知る。えいきうと呼んでゐた。でも平信長をたひらのしんちやうと呼ばぬのだから(定家はていかと呼ぶのだが)、えいきうよりかはながひさ、だらうか。
01:38
eikeuと自分でつづっているからのお。 (ふかは さん) 06 4/17 17:47
まあえいきうと呼ぶのは誤り也、今後はきつくいはぬ、といふのでもないですが。 (kzhr さん) 06 4/17 21:10
圖書館に置いてあつたのでみる。系統を論じるといつてゐるのに系譜さへままならないのはどういふことだ。
武藏美の紀要を見ようとおもつたらその奧に duplicated な本がつまれてあつた。有效に利用するからいくらか寄越せといへばくれはしまいか、などと考へてみる。くれるわけもないが。
無線LANの機械が置いてあつたので iBook G4 から這入らうとするも、うまくいかない。Windows 機だとうまくいくのか? でも AirMac は電波を感知してゐたぞ?
21:09
無線LAN、大学では、独自の認証を取っているケースもあり、情報處理センターの類に聞けば、わかるかもしれませんね。其の邊のことを情報處理教育で教えてくれればよいのにですね。ただ、その手の独自認証はMacのことはあまり考えてくれないことが多いようです。 (kuzan さん) 06 4/18 0:46
特に認證などがゐるといふ掲示もなく持込みのPCがつかへるとあつてわかりづらいですね。ある掲示には接續用のパンフレットがあると書いてありましたがどこにもそんなものは配布されてをらず……。職員にきかう。 (kzhr さん) 06 4/18 1:08
2006年4月18日(火)
弟子なので棚作りも當然しまをしあげる。螺旋が堅くて囘すドライヴァーを持つ指に胼胝が出來てそのままやつて中途半端に潰れてゐるのだが、いま氣づいたところでは人差し指ではなく中指であつた。
でもそろそろ棚作りは終り資料整理に突入する氣分。
將來、といふと、このやうに文字を偏愛して生きていくためには、研究者以外に道はなかるまいとはおもひつつさううまくいくものだらうかといふ不安があつて嗚呼といふのが現状なのだらうか、やはり。
23:55
自分の現在の境遇に心から感謝できる日が来るのではないでしょうか。そうしたくとも出来ない人がたくさんいるのだから。研究者になるのはそう簡単ではないと思います。なんであってもそうだと思う。 (ゆき さん) 06 4/19 9:46
いや違った。研究者になるのは自称でもなんでもなれるから、それでどれだけの人に伝えられるか、(現実問題では生活することが出来るか)が簡単ではないのでは?でした。 (ゆき さん) 06 4/19 9:52
わたしの專らの不安は生計です。たとへ研究者になりえたとしても金策に追れてなんにもできない、など莫迦莫迦しいだけですから。 (kzhr さん) 06 4/19 20:54
2006年4月19日(水)
これはやはり小説であつて、ノンフィクションではない。
しかし、なぜ、この小説はたつたの「一週間」にフレームが限定されてゐるのだらうか。そして、ソ聯崩壞より1年ほどのCISで、一週間の内に、ロシア革命に始まりスターリンの大肅清が、スターリン死後のソ聯が繰り廣げられる、その速さと規模の大きさとに、當然立ち止まる隙などないのだ。なぜこのやうな「忙しすぎる」小説でなければならなかつたのか? 滔々と流れる語り口の速さに一致するかのやうにそれぞれの絡合ひが頂點に達するのである。
この小説の、謂ば裏側にあるものは、たしかに著者の經驗であり、それぞれの個人の來し方であらう。しかし、「素材」がどんなに個性があらうとも、シーマチカや、オリガ、エレオノーラ、ジーナの來し方が語られる材料としてなんの違和もなく從つてゐるのは、フィクションだからこそであつたのだ。ノンフィクションでオリガがこのやうに描かれ得ただらうか? フィクションかノンフィクションかといふので、これを考へぬのは不自然でかつ不十分なことである(この書評がどんなものを意識してゐるかは、Google でオリガ・モリソヴナの反語法と入れて檢索なさつて、でてきた書評をいくつか眺めるとおわかりになるかとおもふ)。
01:55
けふ晝食にえびの這入つた揚物を食べて戻したことによつて結論付けられたのですが、わたしはどうやらえびアレルギーに罹つたやうです。かなしい。
21:06
おお、えびやカニはアレルギーの人が多いですね。アレルギーは意外に怖いので食べないにこしたことはないが、違うことで具合が悪かったということではないのですか? (ゆき さん) 06 4/20 0:27
わたしはいまのところ嘔吐すればどうにかなりますが、それだけぢやすまない人はたいへんですね。違ふこととはいかに? (kzhr さん) 06 4/20 21:36
最近えびを食べると食べたあとでおなかの具合がわるくなる傾向があり疑つてゐたのでした。 (kzhr さん) 06 4/20 21:37
他の食材、体調の関係ではなくて、えびが原因であると分かったのですね?ならば、そうだと思います。悲しいけれど食べない方が良いでしょうね。嘔吐するのもアレルギーであるならば拒否反応ですから、何かあってからではいけません。食べたら、メッ! (ゆき さん) 06 4/22 1:54
けふ危なくえびの入つたサンドウィッチを註文しさうになりました。あぶないあぶない。 (kzhr さん) 06 4/23 17:14
2006年4月20日(木)
きた。いきなり「せつない」で、「をもしろい」がいつくるのやら。
21:42
可なりの高確率でひとの文章の半分も讀まないで私に怒る人とであふ。「讀みなほしてください」としかいふことがないが云つても通じないので勝手にこちらが疲れて折れることしばし。
23:04
ああ神さま! 私の母が申しました、一体これは何の話なのでしょう!―― そりゃモー根っから他愛もない、おとうし話(落し話)というわけさ、ヨリックが言いました――そういう類の中ではまあこれでも、もうしぶんのない話のほうなのさ。
うしが三回。
23:40
こんにちは。僕は岩波文庫版じゃないやつを持っているんですよ。内容はほぼ忘れましたけど、結構笑えたような記憶。いま見てみたら、最後のところは「こりゃもう、ぎゅうの音も出ぬ立派な大ぼらっていうわけです。」っていう訳になってました。 (n-yuji さん) 06 4/21 0:20
岩波ぢやあなあいといふと筑摩の全集しか知らないのですが。 (kzhr さん) 06 4/23 17:14
2006年4月21日(金)
にゐます。
23:37
ずいぶん遠くへ。 (ゆき さん) 06 4/22 1:56
お土産はかにでいいから (S さん) 06 4/22 5:12
父方の郷里です。蟹は私の胃の中に。もうないかな。 (kzhr さん) 06 4/23 17:13
2006年4月22日(土)
なにをしにきたんだとか云はない。
祁小春『中国戸籍の板刻書法』東方出版、1998.3。 「総特集川上弘美読本」『ユリイカ』第三十五卷十三號増刊號、2003.9。 『文藝別巻 総特集森茉莉』、2003.2。
21:01
カニーカニー (S さん) 06 4/23 12:41
む、古籍。 (kzhr さん) 06 4/23 17:59
2006年4月23日(日)
和稱蝦夷地といふのはいまでも殖民地、海外領土といひへるのだらうか。海外領土に行つて戻つてくるのは歸國といふのだらうか。
とはいへ訪れたのは觀光地化凄まじき小樽、觀光目的ではないので寒々しいのだけ目に付くこと、その昔工業・商業港として成立してゐた時代の移民の家で、移民當時の話を今囘の訪問ですこし聞き、聞く少し前に見た小樽港の靜かなのとの落差にその家系のいちわう戸主筋の長男坊は小樽最大の本屋でアウトレットの本で安く買つて喜んでゐた。
21:53
2006年4月24日(月)
MOTHER2の顏をしたMOTHERのやうな。不親切度的にも。
23:31
直接のコメントぢゃなくてごめんね。今日もありがとう。 (春美 さん) 06 4/25 23:19
いへいへ。 (kzhr さん) 06 4/25 23:54
2006年4月25日(火)
活版印刷史の初版をみつけた。東京高等工藝學校時代の遺物だらうか。
23:55
印刷文明史、であつた。島屋政一著。 (kzhr さん) 06 4/26 1:34
珍品でごわ。 (ふかは さん) 06 4/26 11:12
2006年4月26日(水)
昨日。梅原眞隆譯註『歎異鈔 附現代語譯』角川書店〈文庫〉、1956.10。マルクス・エンゲルス『共産党宣言』大内兵衛・向坂逸郎譯、岩波書店〈文庫〉、1971.2 (2nd ed.)。
今日。笹原宏之『日本の漢字』岩波書店〈新書〉、2006.1。田中美知太郎・松平千秋『ギリシア語入門』改訂版、岩波書店〈全書〉、1962.5 (2nd ed.)。
21:48
日本の漢字を見てゐて、ルビがモトヤのものであるのに驚く。ギリシア語入門では横の音引がなかつたやうで縦の音引を顛倒してつかつてゐる。 (kzhr さん) 06 4/26 21:49
精興社の振り假名の書體は岩田→精興社→モトヤなのだらうか。 (kzhr さん) 06 4/26 21:50
ちなみに岩波の回し者ではない。 (kzhr さん) 06 4/26 21:51
どこまで行けば終るのか、そもそもこのゲームの最後に何が待つてゐるのか、それがどうにもわからないので生煮え的斷定だが、MOTHER3がそれ以前のゲームと違ふのは、章ごとに操作キャラクタが變ることよりも、街から街への移動といふのがなくなつたのが大きい。MOTHERやMOTHER2においては、街をあてなく歩いてひとびとの話を聞いてまはるのがをもしろかつたのだが、MOTHER3では、このやうな餘裕はいまだ得られてゐない。宛てがないぶん近いところしか見られず、話をしそこねた人がたくさんゐて、そこにおいても違和感を覺えるのである。
村から街へなるといふのが、あきらかに厭ふべきものとして提示されてゐるのもある。しかし、これから何うなつていくのだらうか。
22:54
2006年4月27日(木)
高木さんより頂戴する。木村嘉次『日本書誌学体系13 字彫り版木師木村嘉平とその刻本』青裳堂書店、1980.9。五代の孫だとのこと。
23:52
古書価格はめちゃくちゃ高い。数万円する。 (ふかは さん) 06 4/28 12:17
ほー。いまでは定價では買へないといはれましたが。 (kzhr さん) 06 4/28 22:12
2006年4月28日(金)
共産黨宣言の文章は格好いいなあと思つた、といふのを書き忘れてゐた。宣言たるもの、このやうに格好よくなくては若者(嫩者だらうか)に受けない。
22:14
2006年4月29日(土)
日にコップで水分を攝るのが3度程度だつた生活に5杯増えるだけでもう何かが狂ふ。
23:53
私もです。あまり水分を摂らないというか、必要ない感じ。だけれど、本当は水分は積極的に摂った方が良いらしいよ?でもやはり、体質には違いがあるから、三度で良いと思う。では、デモのしたくしよっと。 (ゆき さん) 06 4/30 10:37
狂ってもうこんなんあかんがな!と思ったその先になにかが。 (S さん) 06 4/30 11:05
1かいしか投稿してないのに二重投稿ですっておこられた。@MacFirefox1.5.0.2 (S さん) 06 4/30 11:06
動いたときにのどが渇いてからでは遲いのですが、平常時でのどが渇かないならさう攝る必要はないでせうね。まあ宴會ではさうも云つてられないのですが。無聊をもてあましたときは食べるか飮むかしかないですしね。狂つても排泄されるだけです。1囘しかやつてゐないやうでどうせ2囘enter押したとかそんなだらう。 (kzhr さん) 06 4/30 21:08
Enterで投稿できるとはしらなかった (S さん) 06 5/1 12:13
2006年4月30日(日)
ブリア=サヴァラン『美味礼讃』上、關根秀雄・戸部松實譯、岩波書店、1967.8。
mozilla.party.jp 7.0に行きTシャツと千社札(もどき?)をもらつて歸る。
22:58
おみやげまってます (S さん) 06 5/1 12:12
だれがやるか。 (kzhr さん) 06 5/1 22:21
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め (中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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