Drink a cup of iced tea and feeling gets better. Sweet aroma and tasty tea may cause this on me. With poured well iced milk is pretty better.
23:55
火曜日のかひもの。
P.D.ジェイムズ『女の顏を覆え』山室まりや譯、早川書房〈文庫〉、1993.5。
酒見賢一『陋巷に在り』12、新潮社〈文庫〉、2004.7。
朝日新聞學藝部編『ふみくら 日本の文庫案内』出版ニュース社、1979.6。
日本歴史學會編『概説古文書学』古代・中世編、1983.5。
かな研究會編『実用変体がな』新典社、1988.3。
近松門左衞門『忠兵衞梅川冥土の飛脚 博多小女郎波枕』守隨憲治校註、改造社〈文庫〉、1940.11。
狩野久編「木簡」『日本の美術』第160號、至文堂、1979.9。
「言語史研究入門」『日本語の歴史』別卷、平凡社、1966.6。
かりもの。
高野彰『洋書の話』丸善、1991.3。
“Cover Her Face”はすでに買つてゐたものであつたので、きれいなはうを賣らう。
23:25
日常を營むもの同士が互いの關係について想像し合つた結果の社會といふものが退屈でないわけがなくて、そこでは、日本國憲法前文の一節、われらは、……國際社會において、名譽ある地位を占めたいと思ふ
といふ言葉が不氣味に響く。その想像の實體がよくわかるとは、はたして想像の産物に對してどのやうに接することなのか想像が行かない。たとへば家族で、家族の起源が何であれ觀念である以上は想像の産物といへるのが、なにかの行爲を通じてより「わかる」としたら、類似する「他の」家族とのかかはりのなかで、ただ「自分の」家族の個々の構成員に對する考へが改まることなのかもしれず、またそれにより、「自分の」家族の構成員がひろがりもし、類推によつて「他の」家族の内實を想像できるやうになることなのかもわからない。「自分の家族」がわからねばそれまでで、共有物の所有によつてたしかめられるすべての關係と正常に關はりをもてなくなる。
自分の感情の「どれが」「内からわき出づるもの」で、どれが「この場合はかういふ風に思ふ物だらうといふ觀念によるもの」であるかを辯別できるとして、後者にわけられたものは、「ほんたうでない」と云つてそう感じるのをやめるべきなのだらうか?
ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』上、河島英昭譯、東京創元社、1990.1。
アン・モロウ・リンドバーグ『海からの贈物』吉田健一譯、新潮社〈文庫〉、1967.7、2004.5 (2nd ed.)。
池澤夏樹『スティル・ライフ』中央公論社、1988.2。
ひとから「英文翻譯體」の文章だといはれて、意識してさうしてゐてまだこなれてゐないといふ辯解は可能であるが、素地から云つても翻譯物が多くを占めてゐて、日本語が原典であるものが、そもそも書棚で多勢を占めてゐるとはいひがたいことにいま氣づいた。
23:55
旅行のためにあたふたとすることは少なくないのだがどうにも行くのだといふ感じがしない。
23:54
ひとまづ10枚つくる。
22:55
ホームステイのやうなものではじめてあつた方のお宅に宿してをります。
21:36
山鉾を雨で見送り金剛能樂堂で(略)、のぞみに乘つて、あきらかにこだまより早いのに感心しながら、ひとりになつたのでゆらりと旅をおもひかへし(リンドバーグも我々が一人でいる時というのは、我々の一生のうちで極めて重要な役割を果すもの
と書いてゐる(なら何))、歸ればなぜか iBook をつなぐためのケーブルが失せ、泊めていただいたお宅に服を忘れてゐると知らされ、旅にいけるかなとぞ心深くおぼゆ。
00:53
新著コメント一覽を見ると分るのだが、spam業者だとおもふのだが(面倒くさくてアクセス解析もしてゐない)、しかしリンクの一つもみあたらない、なんの利益もうまれないとしか思はれないコメントがつらなるのは、なんでなのだらう。
23:57
ぬるめのお湯に肩まで浸つてゐて、長い間入つてゐるとだんだんと意識が朦朧としてきて途中で氣づいて追炊きなどして湯を暖めて意識が明瞭になつてくる、それを家人にいふと「どうして?」といはれたのでなんとなく書いておく。
23:52
すべての因を斷切らうとするのは信仰のうへでは正しいことだが議論すら生じさせないので大學生として困つたものである。といふか斷切りきれないからかうも書くし佛教者と稱してゐるらしい某評論家(名前忘れた)のやうに釋迦佛の教へに歸依しないのだが……。
僧侶などはどのやうにしてゐるのだらう。
21:43
逃避してコリャーク人のEncyclopaedia Britannica 11 ed.の項目に基くウィキペディア英語版の文章を翻譯する前は出せば單位を呉れるといふ統計學のレポートを計算し、かつ書き、Koryaksの文章があまりに古風なのかさつぱりわからないので月曜以降の試驗のための勉強(ギリシア語がメイン)をこれからするつもりで、月曜にある體育の試驗が倒立なので家ではできないなあとおもひつつ倒立はいままでできたことがない。
23:56
Mac OS X 10.4.7のテキストエディタでギリシア語の問題文と對譯を打込みながら、そこに書かれてゐるテキストを構成するアクセント記號までも十全には書きえないことを知る。若しアクセント記號が、ビザンツに發達した後世の分析によるものに過ぎぬとしても、それで單語を認識するのにみながなれてゐるならば、無くなることはなささうで、記すことはなくならないだらう。だから、ある程度は記述できてもいいので、また、それは合成可能な文字といふ形式であつてもいいのだが、鋭アクセント記號及び鈍アクセント記號と氣息記號を同時に合成するのはできないらしい。それはすでにアルファベットと合成してある字が文字パレットを見る限り用意されてゐるのだが、更に、長音記號がある場合があり、それは用意されてゐないし合成によって記述も出來ないやうだ。さて、これはMac OS Xの限界によるのか、Unicodeの限界なのか? ネタがないのでこれにて代る。
23:46
自動湯沸し機能で38℃で湯を入れて、だいたい一番風呂に入るのだが、少しぬるくなつてゐるので、體温がそのうち湯に奪はれて、足などに倦怠感を覺えるが動くことなどを特に考へなくなる。といふやうなところ。
けふでおはりだとおもつてゐた授業でレポート課題と來週の授業豫告が出されたので、アラビア語の課題を出す序でに行くことにした。
読売新聞に教えてやろう!といふのを青空文庫の富田さんが公開していらつしやる。本日記でもバナーをつけて久しいが、どれほどのひとに屆いたことだらう。
23:35
二學期セメスター制を採用してゐるらしい大學に通つてゐるので、ほとんどの授業が終りはじめ、終るときには授業評價のアンケートを求められるのだが、けふおはつた統計學は、「終りです」とだけいつてそのまま出て行つてしまつたのでアンケートをしそこねて、そこに書く積りであつた、「火曜の朝一限なんてどういふ(異常な)生活であれば目覺めて講義を受けてゐられるのか」といふのを書損ね、次年度以降の犧牲者を増やしはしないか不安である。先週やつたことを理解できたのはけふだつたので、(得點を増やしたい人はやれといふ)課題のレポートに間合ず、成績が氣になるところだが、さういふことだから、一限の授業は益なくして害あるのみである。
さて、けふの買物は:
大野晋・佐竹昭広・前田金五郎編『岩波古語辞典』岩波書店、1974.12。(どうでもいいが、文字數順にこの名前は排列されたのだらうか)
加戸守行『著作権法逐条講義』著作権資料協会、1974.8。
『折口信夫全集』第廿四卷、中央公論社、1960.6、新訂第三版: 1983.3。
23:55
今期のテストはこれでおはりであるが、ギリシア語のテストはかんばしくなかつた。
買物。
文・池澤夏樹、寫眞・本橋成一『イラクの小さな橋を渡って』光文社、2003.1。
現代女性作家研究会編『P.D.ジェイムズ コーデリアの言い分』現代イギリス女性作家を読む3、勁草書房、1992.2。
『P.D.ジェイムズ』の岡村論文は、早川の文庫の「重大な」誤譯を幾らか指摘してゐるが、原文を讀んでもわからない自信があるのでどちら(ハヤカワ文庫を讀んだ自分か岡村論文か)を採るべきか非常に困る。
23:55
どうして別のメールをみるときに前のメールのキャリッジ位置を維持するのだらうか。
12:47
XHTML 2.0 W3C Working Draft 26 July 2006が出てゐたのにいまごろ氣がつく。Technoratiで"XHTML 2.0"をキーに檢索したがないのだけれど、どこがかはつたのだらう。
15:24
さざんかのまちががんがん響いてゐる。こんな鬱陶しいのを聞いて船橋市民は平氣だつたのだらうか疑問になる。
18:38
まう前期のことはぜんぶおはつた、といふと、決つて「文系はいいなあ」とかいはれる。千葉大のやうに研究資料の蒐集がずさんな大學では文系は交流しかすることがないのだ。ある人いはく「文系は研究場所はどこでもいい」。
23:06
杉勇『楔形文字入門』講談社《学術文庫》、2006.1。
米原万里『ガセネッタ&シモネッタ』文藝春秋《文庫》、2003.6。
米原万里『真夜中の太陽』中央公論新社《文庫》、2004.8。
23:12
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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