Mac OS X 10.4.7のテキストエディタでギリシア語の問題文と對譯を打込みながら、そこに書かれてゐるテキストを構成するアクセント記號までも十全には書きえないことを知る。若しアクセント記號が、ビザンツに發達した後世の分析によるものに過ぎぬとしても、それで單語を認識するのにみながなれてゐるならば、無くなることはなささうで、記すことはなくならないだらう。だから、ある程度は記述できてもいいので、また、それは合成可能な文字といふ形式であつてもいいのだが、鋭アクセント記號及び鈍アクセント記號と氣息記號を同時に合成するのはできないらしい。それはすでにアルファベットと合成してある字が文字パレットを見る限り用意されてゐるのだが、更に、長音記號がある場合があり、それは用意されてゐないし合成によって記述も出來ないやうだ。さて、これはMac OS Xの限界によるのか、Unicodeの限界なのか? ネタがないのでこれにて代る。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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