2012年12月31日(月)
今年もまともに書いてゐないのだが,今年してきたことをふりかへってみる。
1月 修論提出。内容的にはみっつの論文をひとつにしたものだが,どうにもまとめきれなかった氣がする。
2月 修論口頭試問+博士後期課程入試試驗。おまへはひとが讀むことを考へて論文を書いてゐるのかとのご指摘。
3月 博士合格+日本語學會豫稿提出。後者のは,修論に基づいて出したものだが,なんかけっきょく追加調査が多くていろいろたいへんだった。
4月 新學期でわたわたしてなにしてたか。論文讀むとか,調査するとかだったんですかね?
5月 千葉大で發表。ひとつの發表に適正な量ってよく分らんな。個人的には説明し切れてる氣になってるんだから(それと理解しやすさはべつのこととは言ひ條)。
6月 海外學會に應募しようとしてた模樣。のち落ちる。
7月 修論の1章をまとめて論文として投稿(現在,査讀に通って印刷中)。はじめての論文 が刊行される。
8月 9月にまとまった發表をすることになり,その準備+資料調査@東京。
9月 某大の院生相手に發表。内容的な改訂はせずに研究論文Iに(進級するために必要な論文)。
10月 なんか某研究會でコメンテーターをすることになり??,よく分らないまま發表準備をする。いろいろあって内容自體は歿る。
11月 なんか某研究班で發表をすることになり,それにほとんど時間を費やす。
12月 なんか某勉強會で發表をすることになり,それにほとんど時間を費やす。研究論文Iの口頭試問はあひかはらず論文の書き方がメイン。
さいきん思ふのは,わたし論文書くの好きぢゃないんではないかといふことで,しかしそんなことは言ってらんない,とか言ってるとまたひどい論文を書くことになるんだな。はてさて。こんなわたくしですが,來年もよろしくお願ひいたします。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め (中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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