昨日の日記では新PCの型番などもいはなかつたのですが、ではその紹介ページのURIでも日記のねたにしようかと見に行つたら。あれ、リニューアルしました? …私が昨日注文した型番は、どこです?
要するに、昨日で受注終了だつたものを買つてしまつたわけですね。わつはつは。MT7300モデルです。誰か見つけたら教へてください(汗)。
20:59
Knoppixを試してみたら、見事に起動。2000年にかつたこのPCですが、もうHDDも拔かれ、引き繼ぎを待つのみであります。4年間酷使してごめんなさい。
22:13
締め切りを一日勘違ひしてをつたのは、今日が日曜日だと知らなかつたせゐ。すなはち、10/1が秋休みで、明日が始業式といふうちの學校の特殊さを示してゐるのであらう。わつはつは。
23:43
出せる、とぬか喜びをしてゐたら。作品データが、File not found...あれ。
調べてみると、データの移動が完全でなかつた樣子。簡單に説明すると、前のGateway PC(以下Gと呼びます)には、増設で2臺のHDDがありました。そして、今度のEpson DirectのPC(以下Eと呼びます)は、HDDの増設はスペース自體は3臺分ありますが、實質2臺迄となつてゐます。
そして、増設のほう(以下GEと呼びます)が容量が大きいため、GではGEにOSをいれ、もともとあつたもの(以下GOと呼びます)はデータ保存用にしてゐました。Eには、GEをデータ保存用にして、GOはデータをEのに最初から入つてゐるやつ(以下EHと呼びます)を經由してGEに移動しようとしました。最初にGOをはめて、EHに移し、それからGEに入れ替へて、データを移動しようといふことです。EHに移動する際に、移動し損ねがあつたのですが、氣づかないまま、GEに入れ替へてしまひました。
今日、文字鏡のフォントデータがないことに氣がつくまで、この移し損ねに氣がつかなかつたのですが、いざ調べてみると、今迄までの一切の作品(小説・フォント・畫像・その他いろいろ)やダウンロードデータが失はれてゐることがわかりました。
急いでGOに移し替えようとしましたら、起動しません。あせります。Knoppixを取り出して、保全を試みますが、移動の途中にハングし、その後はなぜか起動しません。GEに戻しますと、動きます。さあ、途方にくれてしまひました。マウント中にハングしたのは非常に氣になりますが、データ移動用に同時設置してゐたEHは問題がないので、復舊できる可能性はないわけではありません。すると、データが殘つてゐるGOを前に、データの保全ができないことをどう受け止めてよいのか。むなしい…。
01:52
意識がなくなるorz。飛ぶといふかなんといふか。睡眠不足はお肌の敵。
ところで、世界の文字の圖典(世界の文字研究会、吉川弘文館、ISBN 4642085157)なる素敵な本を圖書館で發見して、嬉々として眺めてゐたり。
23:23
近頃の餓鬼はおとなしい。私みたいな鴨葱が目の前を通り過ぎても反應無し。いや、襲つて來いと言ふ譯では無いけど。
ほぼ日手帳2005が來ました。相變らず「この手帳についてゐないもの」がいかしとります。
20:42
一般公開に行つて來ました。3Dめがねかぶつて見る系外惑星、第十惑星はあるかの話、日本で一番古いものの數々、最先端のものの數々を見て來ました。惜しむらくは曇りだつたこと。望遠鏡をのぞいても何もありやしません。殘念。
講演では商賣をしてゐたので、館長の本『宇宙をうたう』(中央公論新社、1999)を購入。その後演奏會。すばるの映畫に使つた曲を作られた方ださうで。リコーダーに篠笛、ハワイイの鼻笛など樣々な笛を驅使していらつしやる笛奏者ださうです。觀客のマナーは最惡でしたが演奏はとても良いものでした。乘せられて;) CDを購入。笛の音つて綺麗ですね。尤も私はソプラニーノリコーダーの本當に高い音は頭に響いてどうも苦手なのですが。
23:01
面白いことを書く人間は何處かしら化け物である。
21:21
闇のなかにゐた
闇は恐ろしい
すべてを吸ひ込み
無に還す
――ウーチヤブランヤメイミイラキ
手を伸ばす
不思議と體は丸まる見える
天射す月影もない!
こゝはどこなのだ
ひとりにしてくれるな
――ウーチヤブランヤメイミイラキ
さつきから響く
誰かの聲――とても懷かしい
だが、誰だ
目見開くとても
吾が目は明いてゐる
ああ、恐い、恐いのだ
――ウーチヤブランヤメイミイラキ
22:10
ただのspamだつたらただ削除するだけだつたらう。しかし、
Date: Thu, 21 Oct 2004 09:35:00 +0900 Subject: アドレス変えました(o^-^o) From: ***@yahoo.co.jp To: quick.kaz@anet.ne.jp お久しぶりです☆元気してましたか? 3年ぶりに日本に帰って来ました!! 帰ってきて、一番初めに(私の名前)君にメールしちゃいました∠(*^ー^*)o 今度良かったらご飯でも行きましょう。暇な時間があったら教えてください♪ 連絡待ってます☆ アドレス変更しましたので、お手数ですが登録よろしくお願いします(^‐^)/ ひろ子
……あれ、なんで私の名前が。私にはメールをもらふやうな人がゐない以前に海外に行つた女友達がゐないのですが。……なんで私の名前が。……どこから流出したのだらう…。
名前がばれても住所がばれてもほんたうは恐くもないですが。でも、名前を入れたどこかのサイトで流出したと考へれば、他の人のデータも流出してはゐまいかと、訴へられはしまいかと、心配してゐるのです。
22:53
Expression3Jをつひにインストールしました! 萬歳!
後々のためにもやり方をメモしておきませう。
いやあ、迂遠。でも、インストールできてとてもうれしい。
22:58
図書館で借りた、池澤夏樹『花を運ぶ少女妹』(ISBN 4-16-318770-7、文藝春秋、東京)を讀み了る。激しい自己嫌悪の言葉の群れを乘切れば、落著いて振り返ることもできるもの。美・意味・小説の構成などを考へる。
ウィキペディアで懸念の削除依頼を見る。ツァッフィーノの話だ。なんだか、よくわからなくなつてゐる。ドイツで認められた著作物ならば日本で認められない道理はないと思ふのだが、二人の會話が何を意識しているのかつかめない。日本の著作權法? でも、ヘルマンが日本でフォントを發表するとは考へられないし、アメリカとしてもできる限りの保護は掛けるはず(苦勞してでもそれだけの價値がある)。jaは最低アメリカと日本の著作權を考へないとならないのは共有された考へであると思はれる。たゞ、ドイツで發表されたのであれば、この兩國はフォントに著作權は結局認めてゐないから(アメリカはデジタライズしなければ著作權は發生するらしいが、ツァッフィーノはデジタルだからこそ成り立つフォントだ)、ドイツでいくら著作物として認められてゐてもこの兩國では保護されないのか? よくわからん。それはともかく、Koba-chanさんのコメントにあつたFontforgeのマニュアルの和譯を見る(Koba-chanさんはFontForge はビットマップ画像を元にアウトラインフォントを作成するソフトウェアです。
と説明してゐたが、さうなのだらうか。個人的にはTTEditみたいなもののオープンソースのバージョンだと考へてゐたのだが)。Winny the Poohからの引用がある。警句がある。
フォントデザインは罠になることもありますが、かなり楽しいものであることを私は知っています。警告しますた。
…あれ。警告しますた? 狐につまゝれる。原文を見る。
Font design can be a Trap, but I find it a rather pleasant one. Caveat utor.
"Caveat utor"つて何語だらう、と思ふ。手許の辭典を引く。リーダーズ英和第2版によれば、Caveatは警告、utorはなくて、Googleで檢索すると、utor 使用する・用いる.
と説明するページを見附ける。ラテン語か。おほよそ、警告を發しましたといふところであらう。慣用句として用ゐられていく。日本語はここで平安からの語彙(或いは漢文語)を用ゐないであらうな、と頭をよぎらす。……長い前置きはこれくらゐにして、要するに、typoなのか、わざとなのか見極めが著かないのでかうも長く論じたが、どうやらtypoであるらしい、といふことなのであつた。良かつたよかつた。
23:26
さて、此土日で何をしただらう。
…………………………………………ああ、HDDのデータが復活しました。放置しておいたのが好かつたようです。……………………近くの家が燒けてたな、さういへば。消防車の音がせなんだ。………………………………えーと、ほぼ日手帳の振込みをして、百科事典に關する理論を書いて、えーとえーと、……………………なんもしてねえorz
18:41
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
DiaryMaker1.02b
Script written by れん©
Mail me for annul@karpan.net
annulをkzhrに@の後ろにmail.をつけてください。
著作權で保護されてゐる著作物は著作權者の許可なく、私的な範圍を超えた複製をしてはなりません。
Copyright some right reserved.
この日記のKzhrの作品については、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(by-sa 日本)
の下でライセンスされています。