出せる、とぬか喜びをしてゐたら。作品データが、File not found...あれ。
調べてみると、データの移動が完全でなかつた樣子。簡單に説明すると、前のGateway PC(以下Gと呼びます)には、増設で2臺のHDDがありました。そして、今度のEpson DirectのPC(以下Eと呼びます)は、HDDの増設はスペース自體は3臺分ありますが、實質2臺迄となつてゐます。
そして、増設のほう(以下GEと呼びます)が容量が大きいため、GではGEにOSをいれ、もともとあつたもの(以下GOと呼びます)はデータ保存用にしてゐました。Eには、GEをデータ保存用にして、GOはデータをEのに最初から入つてゐるやつ(以下EHと呼びます)を經由してGEに移動しようとしました。最初にGOをはめて、EHに移し、それからGEに入れ替へて、データを移動しようといふことです。EHに移動する際に、移動し損ねがあつたのですが、氣づかないまま、GEに入れ替へてしまひました。
今日、文字鏡のフォントデータがないことに氣がつくまで、この移し損ねに氣がつかなかつたのですが、いざ調べてみると、今迄までの一切の作品(小説・フォント・畫像・その他いろいろ)やダウンロードデータが失はれてゐることがわかりました。
急いでGOに移し替えようとしましたら、起動しません。あせります。Knoppixを取り出して、保全を試みますが、移動の途中にハングし、その後はなぜか起動しません。GEに戻しますと、動きます。さあ、途方にくれてしまひました。マウント中にハングしたのは非常に氣になりますが、データ移動用に同時設置してゐたEHは問題がないので、復舊できる可能性はないわけではありません。すると、データが殘つてゐるGOを前に、データの保全ができないことをどう受け止めてよいのか。むなしい…。
01:52
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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