すべての因を斷切らうとするのは信仰のうへでは正しいことだが議論すら生じさせないので大學生として困つたものである。といふか斷切りきれないからかうも書くし佛教者と稱してゐるらしい某評論家(名前忘れた)のやうに釋迦佛の教へに歸依しないのだが……。
僧侶などはどのやうにしてゐるのだらう。
21:43
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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