平頭通さんの異体字対正字の平成十七年八月廿三日分への反應です。明示のない引用は上記URIからの引用です。正字(2)も併せて御覽ください。
「例示字体は所謂康煕字典体で統一するのが望ましいでせう。」
例示字體を明朝體でしようといふなら所謂康煕字典體によるが現状に近からうと思ひます。ただ、當用漢字は明朝で示されてはをらず、そこが瑕疵ですが。TONAN's WEBをご覽ください。Double Standardについてはコメントしません。腐つてゐると云ひ度いなら言ふのも勝手なのですが(腐り始めたあとに生まれた人が腐つてゐると云つてもゾンビがゾンビを指して腐つてゐるといふのと殆ど同じなのですし)、六十年間の運用が確かにあつたのです。その意味で97JISの委員會の姿勢は、復權派のかたがたは大いに玩味すべきなのでせう。
「私の意見は、様々な書体を念頭においた上で、漢字の字形に拘るよりも、字音や字訓や字義や使用状況などの概念を優先させる事を中心に考へてゐます。」
うーん、文字コードで重要なのは「同定」であり、そのために「字音」だの「字義」だのを供するのが適當であるやうな。中世のjとiみたいなものでせうか(謎。後始末のやうな文章なので、力が入りません)。
こんなものでせうか。文字といふものは、通曉しないといけないものが多すぎて、素人考へをだらだら書くのは成る丈早く終らしたいのです。
ああ、ところでkarpa、といふのははてなのIDであつて、私のハンドルではありません。經緯は省きますが、kaz或はkzhrが私のハンドルであり、karpaは私の運營するサイトの一名稱なのです。
22:58
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
DiaryMaker1.02b
Script written by れん©
Mail me for annul@karpan.net
annulをkzhrに@の後ろにmail.をつけてください。
著作權で保護されてゐる著作物は著作權者の許可なく、私的な範圍を超えた複製をしてはなりません。
Copyright some right reserved.
この日記のKzhrの作品については、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(by-sa 日本)
の下でライセンスされています。