10時ごろ起きる。かけぶとんを蹴飛ばしてゐて肌ざむかった。蝉が鳴いたのをことしはじめて聞く。家人に聞くと、30日ごろには鳴いてゐた由。いづれにせよ、ことしは遲いやうに思ふ。
さういふわけなので外出する氣をなくして、いちにち後期のゼミの配布資料を作る。時間がかかるなあ、これ。翻刻と本文がもうすこしなのでまだ對校・註釋は本格的にしてゐない。したじきにしたはなしがわからないので、註釋のいとぐちを見つけるまでが厄介さうである。
あしたは五反田でトーク・ショーがある。岡澤さんも片岡さんもお目にかかったことはあるけれど、ひさしくお會ひしてゐないので、さういふのでもたのしみ。まだお會ひしたことのない方もお會ひできるかたがいらっしゃるやうで、それもたのしみ。
23:55
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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