發聲練習は休講。
司馬遷。レポートが論題選擇制。どうしようかな。
紫式部。源語成立論と待遇の齟齬についてとか。その文字づらだけでは窺ひきれぬ語形の文法的やくわりは、それをまさに書いたほうは、どこを讀めばまちがひなくさうなると思つてゐただらうかとか。
圖書館で借りた『増補俚言集覽』に書きこみがじつにこまかくある。寄贈者の名はとくに見えない。文理學部昭和33年とある。ページによつて、書きこみやノンブルが斷ちきられてゐるところを見ると、再製本したらしい。さらに見ていくと、のりづけでのどが見えなくなつてゐる箇所があるから、いちどばらばらになつたもののやうだ。書きこみのこまかさから見て、ばらばらになるのもあたりまへであるが、それにしても、なんと資料價値を落とすだけの製本のしかただらう。
23:55
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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