右手の手首に痛みを感じることがあるやうになつてきた。結構問題ある環境でPC使つてるからなあ……。はてさて。
いろいろな好意と非積極さがさまざまに作用した結果、グランドピアノを限られた時間ながら自由に使ふことができた。よきかな。
その後放送大に行つていろいろ文獻に目をとほす。めあては日本イエズス會1590年の第2回全體協議會議事録であつたけれども、これは結局、「日本イエズス会第二回全体協議会議事録と裁決(1590年)」井出勝美譯。井出勝美『キリシタン思想史研究序説』ぺりかん、1995、471-573。からほしいところだけコピー。初出はAlvarez-Taladriz, Josè Luis ed.「日本イエズス会第二会総協議会議事録と裁決(1590年)」井出勝美譯。『キリシタン研究』16 (1976): 201-99。イエズス會版の出版のありかたの再確認をふくむ重要な決議にもかかはらずイエズス會版研究史でほとんど引用されない(と思ふのだけれど、記憶ちがひてことも? 最も、イエズス會版研究で最上の研究者であられた(いまもご存命なのか知らない)新井氏の研究はこれよりもまへになされたので、そのためか? 天理の總決算といへる、『きりしたん版の研究』が1973年である。)謎資料。放送大は雜誌はさう取つてゐないので、所屬先になくて、縣内で補はうとするのは辛いのだが……。
23:55
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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