Caesar。融合した前置詞の悲哀。目的分詞と未來受動不定詞を一行で拜む。
種彦。風俗の史的分析とひとびとが書きとめることとの懸隔。
馬琴。ひとびとが生きる文字の世界とはなんなのか? わたくしの視野狹窄の對象はかなであつて漢字ではない。
三馬。前任のほぼ4週間に及ぶ發表がやうやく終り私の擔當がはじまるが、配布資料に手を付けてゐなかつたので、異體字のはなしをしてお茶を濁す。
「それは」と「そらー」、「たわら」と「たーら」のやうな、wの融合、あるいは脱落といふ現象のまとまつた研究つてないのだらうか。探しかたが拙くて、いままで斷片的な記述しか見つけられなかつたが、關東一圓に記述されてゐる現象であるとやうやく確かめえたのであつた。
23:55
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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