Caesar。文體の發達といふことを考へる。社會の進展にともなひ、複雜なことをいへるやうになる、ねえ。器としての言語。「なので」といふのが接續助詞化しつつあるといふけれど、これは複雜さで考へることだらうか。まあ、素朴な言語對照では、いへるいへないで考へてしまふものなのか。はて。研究者の目はつねにポストにある。
種彦。映畫も舞臺も足が遠い私としては、印刷されたテキストを、小説を讀むやうにしか享受しえないのだが、歌舞伎がかつて頭に役者の動きを考へると、どういふやうな舞臺なんだらうか、さつぱりわからない。たぶん、そのせゐで、舞臺轉換の理解にすこし手間どつてゐるやうな氣がしてゐる。五郎又なんてすつかりゐないことになつてゐた。私の發表はいつまはつてくるんだらう。さつぱりわからない。
馬琴。ハマヂなんて聞くと、ちびまる子ちやんの同級生をまづ思ひうかべてしまふのだが、それはともかく、知らない人だらけ。
23:55
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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