あるTBS系ドラマの某大學の綜合校舍B號棟で撮影した場面で、「意外と綺麗だね」といはれる。しかし、工學部の廊下で鮪を引きずつてゐたとはなあ。
このまへ、パソコンの整理をしてゐたら、高校の部活で書いたふるい原稿をいくつかみつけた。まあなんとも落ちつきのない書き物であつたか。何囘推敲しても描寫がゆたかになるわけでもなく、いま書かないのもこれがいやだつたからのやうな氣がする。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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