言語習得裝置Language Acquisition Device: LADは生成文法理論のかなめだと思ふのだが、言語習得研究からいふかぎりそのやうな裝置は假構しにくいさうで、むしろ比較言語學の理論に移住したらどうなんだらうと夢想したのは、
山梨正明・有馬道子編著『現代言語学の潮流』勁草書房、2003.3。
を讀んだからである。たいへん參考になる章もおほかつたが、わかりにくい章や概説としての展開に問題がある章も多く、また、誤字、組版等に編輯上の努力の抛棄が多々あつたことは記しておきたい。
(活字)書體史研究のみこみをかんがへてゐる。たとへば、日本イエズス會版の日本語文字活字と嵯峨版の日本語文字活字を比較可能か、日本イエズス會版と築地活版の書體は、などと。
23:52
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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