APのヘッドラインでチェス棋士のスーザン・ポルガーの記事が出てゐたので讀んでみた(Susan Polgar breaks stereotypes as female chess champion)。ポルガーのウェブサイトのバイオグラフィと若干違ふことが書いてある氣がするのだけれど、challengerであるがゆゑに、勝負ごとの裏のどろどろをいちいち明らかにせねばならなかつた人である、と思ふ。「女流」作家は、文壇では性別のことはだいぶまへより有耶無耶であり、ニュースの紹介などでときをり感じる程度であるが、棋界ではさうはならない。男女差をあきらかにしがたいがゆゑに(できる可能性も否定はしないでおく)廢絶もできるのであり、だからこそ廢絶にむけた努力が困難であることを考へる。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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