昨日畫像をアップロードしながらそのことをすつかり忘れて紹介してゐなかつたのですが、三陽社といふ印刷會社にのみもちゐられてゐた假名書體がありました。
三陽社の現在の出版物にはもちゐられないやうですが、岩波書店の印刷物などでよくみかけられた書體です。三陽社のウェブサイトなどをみても全く見えず、活字だけでおそらく終つた書體です。この活字が登場するのがいつであるか私はまだ境目を見いだしてゐないのですが、昭和30年代のいつかではないかとかんがへてゐるのですが、三陽社の假名のルーツのやうにもおもはれる書體を見いだしたので、ご紹介します(巨大畫像なのでリンク經由にします)。
貝塚茂樹『孔子』岩波書店、岩波新書、1951.6、p. 204, 奧付。
23:40
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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