大先生、と念じつつ研究史の整理です。ひさしぶりに『きりしたん版の研究』をみて、どちり(い)なの表紙はこんななのか、と感動するのは、いちわうの成果なのでせう。
「この資料に全部書いてあるから」といふことで出されたレポートなのですが、説明を聞く限りレポートを書く價値がわかりません。臺北から歸つてかんがへます。
けふの借り物。
天理圖書館『きりしたん版の研究』天理: 天理大學出版部〈參考資料〉、1973.1。
富永牧太『きりしたん版文字攷』天理: 富永牧太先生論文集刊行會、1968.4。
Boxer, C.R. The Christian Century in Japan 1549–1650. Aspect of Portugal. 1951. Manchester: Carcanet, 1993.
藪田貫『日本近世史の可能性』校倉書房、2005.7。多少日本語學・日本文學について失禮な文辭もみうけられたけれども、全體的に刺戟的でとてもよい論文集であらうとおもふ。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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