昨日コピーして讀んでゐなかつた論文の英文要旨をみてみたのだが、あんまりな書き方なのでおもはず赤をいれてしまつた。某大の博士課程の國文學科の學生が論文を出す紀要なのだが、英文で要旨を出すべきだ、と上からおしつけられたなら、その質を保つために必要な査讀の過程をつくるお金ももらへばよかつたのに、とおもつた。
しかし日本語で要旨を書いたら大丈夫かといふと、さうとはおもへなかつたので、そこから訓練が必要なのかもしれないが、そもそも要旨が必要なのかといふと、要旨抄録をCiNiiが人文系にたいしてもはじめてゐるので、それで讀者が發生することはまあ期待できなくもないのか、と考へた。
23:55
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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