前略な興味から、
ジェームズ・T・キーティング『ネイティブチェックが自分でできる英語正誤用例事典』ジャパン・タイムス、2000.9。
を借りてみた。虎の卷にはならないが、現代米語のいひかたが端的にでてゐるやうでおもしろい。indexやappendixの複數形は-cesとすると習つてゐたやうにおもふので、このまへ何か英語の本を見てappendixesとあつたのを、典型的なあやまりをも犯すのだなとみてゐたのだつたが、けふこの本を見たら、今日では推獎されないといふ (p. 105)。あまつさへ「正しくない」といふ (p. xiii)。リストの一部で、これをながめる限り、單に古形にすぎぬから、使ふべきでないと原文にはあつたのでないかと思料するのだが、國や船に女性代名詞はつかふな (p. 299) など、まさに時代を感じさせるものであらう。
23:55
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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