落研の新入生お目見え寄席をみにいく。學科の先輩が會長で後輩が二人はいつてゐる。そして某准教授が觀客にいらつしやる。去年は我が學科のひとは「少なくてねえ」と聞いてゐたのだが。
この日記を書いてゐるソフトウェアには、日付指定機能があるのだが、プルダウン式であるので、UI上は2/30も6/31も可能なのであるが、一度もそのやうなことを試したことがない。もちろんどうせエラーが出るだけだとおもふのもあるのだが、5年間選ばうとしたこともないのにいまさら氣づく。
本を買つた。大學の近くにあるので、誤解してゐたのだが、黒砂といふ古い町もあるのだし、學生街の古本屋といふよりは町の古本屋であるのだ。日本語の歴史カヴァー付年報付1800圓といふのも出てはゐたが、最近品がいよいよ漫畫だの成人向けのにかたむくのを見て、妙な誤解に氣づいたことだ。
買つたもの。
山本光雄・副島民雄譯『ユーベルヹーク大哲學史』古代篇第三卷、改造社出版〈改造文庫〉、1943.6。紙裝のをはじめてみた。スピンの緑があざやかに殘つてゐるのが印象的。fxだと合成文字が讀めないので、不安だが、ユーベルヱ゛ークである。
いしいひさいち・漫畫、峯正澄・文『大問題'98』東京創元社〈創元ライブラリ〉、1998.4。
島崎藤村『破戒』岩波書店〈岩波文庫〉、1957.1。
ソポクレス『オイディプス王』藤澤令夫譯、岩波書店〈岩波文庫〉、1967.9。
谷崎潤一郎『蘆刈』新潮社〈新潮文庫〉、1948.8。
『歌枕秋の寐覺』大阪:鍾美堂本店、1901.2。以前買つた書店なので追跡的に。題は内題による。外題は『歌枕秋のねさめ』。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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