H・チースリク「キリシタン印刷所に関する一考察」(『キリシタン研究会会報』第27年第4號、1988.3、p. 107-17)において新井トシの研究を全く無視して大型活字本を木活字
などとしていられるのだが、これはゆゑあつてのことなのだらうか。手許にあるのは複寫で、末尾にあるだらう參考文獻を缺いてをり、そのゆゑんを確かめえぬのであるが、ゆゑなしとすればこれほど杜撰なひとがキリシタン研究で重要な位置をしめてゐるといふこととなるので、本來なれば、チースリク師の種々の論文を參照して確定すべきであらうが、チースリク師の論文は少なくなく、すぐにあらためることができない。そこで、ご存じのかたがいられるのであればご教示ねがひたい次第。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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