『一冊の本』第12卷第4號(朝日新聞社、2007.4)がいまごろ屆く。人にものをみせるのが厭なのは、傳へることがいやなのだらうか……などと書くと青年の惱みといはれるのが落ちで、それがわかつてゐても書きたいのはなぜであらう。NOといへない私? 創作をしなくなつたのは未熟さが恥づかしいのもあるのだが、その恥づかしさに耐えたあげくが知的マッチョならば、耐えられないはうが美しいのだらう。
シラバスをみながらうける授業をかんがへる。多少の興味でも努力するほど根があるだらうか。しかしなければ卒業も危うい。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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