うつらうつらしてゐたときにかんがへてゐたことを覺めてからふとおもひたつて書きとめようとして、ことばが失はれたことに氣がついた。肝心のことばがおもひだせなくて、類推しても夢のなかのひびきはそのことばにはなかつた。
ひとつのフレーズのなかでそのことばだけがない。私はなんのひびきを聞いたのか?
けふ歸つたら屆いてゐたもの。
講談社校閲局編『日本語の正しい表記と用語の事典』第2版、講談社、1983.5、1992.6(第2版)。
正字正假名の校閲の手引きはなかつた。
20:10
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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