けふはいつも同じだとつまらないといふのでコートでなくてジャンパーを著てみました。寒かつたです。
研究法。荷物が重さうだなとおもつたら、國歌大觀と私家集集成と日本文學大系を一卷づつ持つてきてゐるのであつた。「文學を研究すると力がつくよー。」といふのは微妙に違ふとおもふ。資料室は來年度開くとの由。新築のにほひは本によくない氣もする。すこしひとが少なめ。風邪をもらつたのか、まだ休みなのか。ゼミ。發表者がさぼり・發表日勘違ひでコーヒーを飮みながら高木さんととりとめもなく談話。すこし研究に必要な教養、或は素養についてかんがへてみる。ドラゴンボールもワンピースもよまなかつた私としてはこの世代としてのマンガの素養は0といつてよいのには相違ない。ねぼすけ君があした來ればいはう。「先生が心を鬼にしていつておきたいことがあるんだつて……」。以下の本をいただく。
高橋レオ『Adobe InDesign CSマスターブック for Macintosh & Windows』毎日コミュニケーションズ、2004.6。
Adobe『Adobe InDesign CSユーザガイド』2003。
川村正樹『bash Manual & Reference』秀和システム、1999.2。
一番下はシェルスクリプトをかかなければ縁がなささうだなあとおもふのであつた。12時。一時間ほどひとの演奏を聽きそのあとピアノを彈いて(練習量がたりないんだらうなあとおもひながら一時間で切上げる)、新刊書店へ行き、これはいいと圖書館にいつて購入希望をださうとしてかり出されてゐるだけだと知る。教科書を借りていくな……。15時。ご飯を食べて歸らうとおもつて安いカレーを食べたものの(新厚生食堂はなにか苦手だ)、なぜかご飯をたべたのだからまた圖書館に行けばいいのだとかんがへなほし新村出の『典籍散語』を要約してみはじめる。そして日本古典全集に携はつたことを知つたので見に行くとぐちやぐちやであるので整理。いろいろ缺けてゐることをのみ知る。ふと後ろを見るとキリシタン版和漢朗詠集の複製があるので見たのでメモ。そのあと叢書をいろいろみてまはつてゐたら書庫閉鎖の時間になり、歸る。19時。PHSを家に忘れてでかけたのだつたが、14時と16時に圖書館のおそらく相互利用係から連絡があつたやうである。水曜日に申請した松戸の「南蠻資料の發見」についての件だらうので明日見に行く。
23:55
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
DiaryMaker1.02b
Script written by れん©
Mail me for annul@karpan.net
annulをkzhrに@の後ろにmail.をつけてください。
著作權で保護されてゐる著作物は著作權者の許可なく、私的な範圍を超えた複製をしてはなりません。
Copyright some right reserved.
この日記のKzhrの作品については、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(by-sa 日本)
の下でライセンスされています。