指令にはほとほと愛想がつく、といふのは、いつものことで、人の睡眠時間を意味もなく奪ひ斷られるとわかつてゐながら或はわかりもせずに好きなときに電話をよこし根據もない自信に滿ちてゐるといつになく不滿を書くのは、2時間は餘計に寢ても依頼内容は果たせたからである。火曜もさういふ現場だつたわけだが。
といふわけで、眠いです。朝依頼の勤務時間に始めても仕方がないので始めるべき時間まで待つてから出て帽子が飛んだのを追つかけて走れば踏み込んだときに右足小指の爪がはがれかかつてその後は歩くのにも難儀だし(とはいへ家に歸るまでなにがあつたのかわからなかつた)、コーンが重くて腕がだるいし……(それはただ貧弱なだけです)。
20:38
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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