一囘目は海外出張に消え、二囘目は祝日であつた科目においてやうやく講義がはじまつた。同じことを説明するのでも選び方がさまざまなのだなどと月竝みかつほとんど無關係な感想を述べてみる。
待合せ。危ふくけふもすれ違ふところであつた。
朝日新書といふのを、金曜にみたのだが、その日に刊行が始まつた叢書らしい。宮崎哲彌の『新書365册』をみてみたのだが、屋名池誠『横書き登場 日本語表記の近代』(岩波書店〈岩波新書〉、2003.11)をトリビア本呼ばはりしてゐた。どうトリビアルなのか聞きたいものだが。
『文學』38卷第6號に掲載されるところの藤堂秋保の白川靜『漢字』書評をみたのだが、新法黨の王なんとかの説をおほまぢめに説いてゐたのでどうしようかとおもつた。第9號において白川に鼻でわらはれるのも仕方がないとおもふのであつたが、如何。
23:55
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
DiaryMaker1.02b
Script written by れん©
Mail me for annul@karpan.net
annulをkzhrに@の後ろにmail.をつけてください。
著作權で保護されてゐる著作物は著作權者の許可なく、私的な範圍を超えた複製をしてはなりません。
Copyright some right reserved.
この日記のKzhrの作品については、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(by-sa 日本)
の下でライセンスされています。