社會ダーウィニストといふトンデモがゐるが、河野六郎『文字論』(三省堂、1994.9)を讀みながら、アルファベットを効率のいい文字
で、将来、世界の文字はアルファベットに統一されるであろう
などと書いてあるのを見ると、社會ダーウィニストならぬ文字ダーウィニストならざらんやなどと考へてしまつた駄目人間。
いや、本書には漢字であるとかアラビア文字を、ローマン・アルファベットに對して前近代的などと書いてゐるのでさうも思ふのだが(一寸うまく引ける場所がみあたらない)。
23:56
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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