大學入學者選拔大學入試センター試驗を受けながら思つたのだが、といふよりも、過去の問題をやりながら思つてゐたのだけれども、通稱赤本だつたり、豫備校がいま國立大學の二次試驗が終つて解答を速報的に出すのをみたりすると、どこも同じ組版機械を使ひ、2002/03を境に組版機械が入替つてゐるやうなのである。
2002以前は寫研の電算寫植のやうである。2003はどこだかわからぬが兔に角下手な字である。ページをめくつて外國語〈英語〉の問題をみたとき、たいへん憂鬱な思ひがした。寫研の隷屬歐文のぼつてりしたのも嫌ひだつたが、いまの問題につかはれる字もへただし文字同士の感覺は狂つてるしとそれ以上であつたのである。歐文の評價はまだしなれないので避けるが、和文では、「む」にその氣持ち惡さが集約されてゐる氣がするが如何。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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