かやうな作を讀むには息を詰めて文のテンポにのることが肝要だがあんまり息を止めるのもつらい。場がわざわざ彫つたのか異體字 (p. 15)。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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