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2006年2月9日(木)

擺書術

『聚珍録』のいふなればおじやんになつた(二度目の挑戰にあたるのだらうか)ゲラ刷りが築地電子出版のウェブサイトで一部公開されてゐるが、このときはまだ(?)冒頭の一文は「組版術」であつた。DNPのCTS?とおもつたら書いてある。讀假名を括弧で語の後に送つてゐるが三省堂本(といふいひかたがどうなのかは氣にしないでおく)では横に振つてゐたやうな氣がする。柱の組版重寶(潰れてゐて判然しないのだが、「寳」かもしれない、いちわう寶とする)記といふのは三省堂本にはない。これは秀英ぽくないので根據もなく本蘭と決め付けるがどうだらう。あと三省堂本はもつと餘白がなく字が詰つてゐるし罫もないので版面作りの違ひは大きいと納得した氣分になる(「教訓得たがり病」 by 川上弘美)。それともこれは文章の校正に遣ふだけで實際の版面はまた違つたのだらうか。

22:57

  • 一度目の挑戦である。なぜ一部公開かというとホチキスを外してしまうと弊社ではどこに行ったか分からなくなるのだ。左頁の柱が組版重宝記,右頁の柱が聚珍録であろう。 (ふかはさん) 06 2/11 13:54
  • CTSと電算写植はラインが違うので本蘭はありえない。 (ふかはさん) 06 2/11 13:56
  • 二度目の挑戦し (ふかはさん) 06 2/11 13:58
  • 二度目の挑戦ではワープロ専用機のテキストファイルから,QuarkXPressに持っていった。これが三度目のにまで変形された。 (ふかはさん) 06 2/11 13:59
  • 一度目でしたか。たしか二度目はCTSまでいつたが實は云々だつたと覺えてゐたのでしたが違つてゐましたね。實に重大な理由で一部公開なのですね。私もやうやくものに紛れて何かを失くすといふのに陷りはじめてゐます。手始めなのか古事記がどこかに消えました。CTSでは電算寫植のはつかへませんかそりやさうか。 (kzhrさん) 06 2/11 14:15
  • 一度目の挑戦から判型は変わらずB5。トンボがないので余白に見えるが,あそこに赤字を書き込むため,大きな紙に出力してある。 (ふかはさん) 06 2/11 15:45
  • これで,どんな阿呆たれにも,販促パンフレット『組版原論』より遙か先に『聚珍録』の進行が進んでいたことを納得してもらえると思うが。 (ふかはさん) 06 2/11 21:09
  • 『古事記』は儂のような近代屋でも必須の書物だから早めに探しといたほうが良いぞ。 (ふかはさん) 06 2/11 21:11
  • ああ、さういふことですか。諒解しました。組版原論は見たことがないのですが、まあうん。古事記は……とりあへず部屋の整理をして探します。 (kzhrさん) 06 2/11 21:48
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