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2006年2月6日(月)

バイエルン公なんてまだ名乘るのがゐるのか

ハプスブルクの當主が、『20世紀の100人』(朝日新聞社)で特集を組まれてゐたときにまだ帝位を主張してゐるとかうんたらといふのを見たのだが、 Wikipediaを見ると繼承權を捨ててEU議員になつたとかあるのでをかしいなあと思つたのだが、そのWikipediaのジャコバイトの項目によればいまジャコバイトの系譜を引き繼いでイギリス王と目されてゐるのはバイエルン公なのであるらしい。最後のバイエルン王國の王の息子。父は王位を退位したといふのに……。そのジャコバイトの項目をみて、「女王陛下萬歳」の由來についての説明に合點が行つた(ちなみにその項目には拙譯が醜態をさらしてゐるのだが直される氣配がない。文語體は敬遠されるのだらうか)。それで、ジャコバイトへの防衞から生まれたのだといふのが正しいならば、スコットランド人がこれを穩やかに聞いてゐられるのだらうかなどと思ふが6番を哥はなければよいことになつてゐるやうである。妥協といふのか屈服といふのか。

21:45

  • 特輯? (kzhrさん) 06 2/6 21:47
  • 「欧羅巴の社交界」の正体見たり枯れ尾花。 (ふかはさん) 06 2/11 15:55
  • わはは。 (kzhrさん) 06 2/11 16:53
  • よくよくみたら、共和國に叛旗を翻へさないと宣誓しただけで大公位、ハンガリー王位は主張してゐるやうですね。尤も朝日のはうは亡命生活を送つてゐることになつてゐたやうにおもつたのでしたが。 (kzhrさん) 06 2/16 18:00
  • Franz Josef Otto Robert Maria Anton Karl Max Heinrich Sixtus Xavier Felix René Ludwig Gaetano Pius Ignazius von Habsburg-Lothringen (kzhrさん) 06 2/16 18:01
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