古事記、とくに初期天皇は系譜を作らないと訣がわからなくなる。
たとへば、忠哀帝の妃、息長帶比賣は、古事記をたどれば、開化帝へとたどり着くのだが、開化帝、すなはち若倭根子日子大毘毘命が、丸邇臣の祖、日子國意祁都命の妹意祁都比賣命との間に設けた子が日子坐王。それが、次に日子坐王、……またその母の弟袁祁都比賣命を娶して、生める子、山代の大筒木眞若王。……次に伊理泥王。……次に山代の大筒木眞若王、同母弟伊理泥王の女、丹波の阿治佐波毘賣を娶して、生める子、迦邇米雷王。……高材比賣を娶……息長宿禰。……高額比賣を娶……息長帶比賣命
となるのだが、メモを取りながら讀んでゐて、意祁都比賣と袁祁都比賣を混同して、その母の弟
とあるのになんで同じ名前なのかなあと不思議がつてしまつた。なんともはや。
女系天皇。125代、ずつと男系といふひとがゐたのだが、繼體は男系か怪しいらしいのはさておいても、125代といふからには、天孫降臨も考慮に入れねばならぬわけで、さうすると、アマテラスの長男、正勝吾勝勝速日天之忍穗耳命が、いつの間にか高木神の娘と結婚して出來た子の末裔が神武になつたのであるからこの神の血を大切にしなさい、といふことなのかしら
23:54
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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