があると聞いたのだが、萬葉假名とひらがなを殊更分かつ必要性を感じない私の直感を寧ろ裏付けるやうに思はれる。といふわけで(違)、小松さんの本は來年讀むことにしました。「奈良は假名は楷行でしかしなかつた」といふのは、單に史料がないだけなのをないと極め付けてゐるのか確實な裏づけがあるのか、などといふのはないやうに思はれるので。
19:46
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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