一箇所に閉じ籠つて色々讀んだり書いたりする。厭きる。これは「贋物」だが、「本物」直前になると、半日、あれこれするのを二週間ほど續けるものらしい。なんともいへぬ。(ある人の大學時代の指導教授は、二十近い(?)言語を操るために、毎日文法書に對ふことを已めなかつたといふ。さうでもしないと維持できないといふのはわかるが、なんとなく、息が詰まる。)
22:01
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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