「未來」「現在」「過去」のいつをよく考へるか、と問はれたので、すこし思ひかへすには、「現在」「過去」が主な思考對象であるやうに思はれる。「過去」の場合、現代から少しはなれたあたりよりまへをよく考へる、やうに思ふ。
23:47
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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