小川一真のコロタイプと築地活版による解説文の組版で、築地活版による組版の、『真美大観』が示されてゐるのだが、舊いのと新しいのとが混ざつて遣はれてゐるやうに見える。「た」は新、「だ」「ば」「ふ」「を」は舊、「な」は新舊混用に見受けられる。明治31年築地体後期五号仮名のはじまりと比べると興味深い。……コロタイプといふ特殊な印刷のために、外註をしたのかもわからないか?
23:51
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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