今頃再讀かよとか云はれさうな。茲二年くらゐ放置してゐた。しかし闇黒日記の中の人は私の文章を相變らず讀みはずす。殊に野嵜氏が私の文章を讀むときにこの障壁は效果を發揮するやうである。なんでここまでに意思疎通が圖れないのかわけわからん。
江戸時代は、假名と言つても、變體假名が存在し、複數の書體が用ゐられた時代である。日本人の識字率について
變體假名いふな。「書體が複數」ではなく、我々がいま一字に集約せしかなは、假名の發生からさうだつたのではなく、たとへば、我々が今「し」と決めてゐるものも、「志」や「之」などを崩したものが場合場合に遣ひわけられてゐたのであるからして、感覺の違ひになんと書いていいのかわからなくなるのを研究するのが筋である(支離滅裂)。……複數字體が遣ひわけられてゐた、で十分か?
18:29
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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