梅原猛が「梅原日本學」と呼ばれて「折口民俗學」だのと比して喜んでゐたが、おだてに弱いなあと思ふのは、誰々の何々學といふ呼稱は、その人の説が「特殊な」學説で、(我々)正統派と區別して置かう、といふ意圖を感じるからなのだが、穿つた見方なのだらうか。
一と昔に話題になつた『ラブ&ボディBook』とやらを反對派のサイトで見たのだが、極めて穩當な内容だと感じたのはなぜだらう。そのサイトを眺めていくと、小學生に教へてもわかつてもらへないで、「貞操派」を勢ひづかせるだけではないかと強く思はせるのもの([1]、[2])もあつたのだが。といふか、小二のときの教室に[2]のやうな本があつて、「エロいー」だの云はれてゐただけだつたから、事實さうなのだらう。
23:15
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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