緑も押し付けがましい夏の盛りももう翳りを帶びてそれでも日は容赦がなくて雲に大方隱れても増幅された熱光線は絶え間なく地表を熱して暑いなかを、松戸週間は始まるのであつた。
ところで古本屋で本を讀んだくらゐで立ち讀みはご遠慮くださいと店員がいふのは氣分がいいものではない。立ち讀みをして讀みきつて買ふ本だつてあるのだ、といふか、さうでないと財布が持たない(特殊な個人的事情)。
23:16
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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