晝になつて起きて、手持ちの本を書體別に分類。凸版がほとんど池澤夏樹だ……。金羊社といふところの、新潮の夏目の『吾輩は猫である』、遠藤の『沈默』と、廣濟堂といふところの講談の『世界宗教事典』、『日本語を考える』の活字がわからない。獨自もの?
18:52
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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