分かつてゐても別つて了ふのを知るのはゐたたまれなくなる。どうか、お元氣で(此場所を知つてゐるのは知つてゐるけれど讀んでゐないとは思ふのだけれど)。夏までは縁が切れない、けれど、ほゞ毎日(と云つてもこゝ最近は必ずしも毎日ではないが、それでも、居場所は知れてゐて、會はうとすれば容易に會へた)顏を合はせてきた人が、さうでなくなるといふことは、とても感傷を誘ふ、どうしてこんな時期にと思ふが、運が惡かつたと思ふ外ない。
21:09
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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