いつも行つてゐる古本屋で、300圓ごとにポイントが出るのですが、2册で200圓といふ本を買ふことにして、300圓にしてポイントをもらふべしと思ひ、あちこち探して、池澤夏樹の『インパラは転ばない』なる單行本を購はうかとしたところ、お金が足りないのであきらめ、さて何にしようかと迷ふものの、その本屋にあるもので私が買つて面白いものはあらかた買ひつくしてあるなかで、何もなく、さては讀んだことのない本を讀むべしとて、それも良ささうなのが見當たらず、何を思つたか、鷺澤萠を買つた私。解説の北上次郎つてどなた?
22:51
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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