忘れないでいよう、とあなたが言いました。何を、と聞きました。今のことを。今までのことを。これからのことを。あなたは言いました。忘れないのはむずしいけれど、忘れないようにしようとわたしも思いました。
「終戦記念日のかわりに“忘れる日”を設けよう。他者に対するどんな怒りも、ともに忘れる日を一年に一度だけ。未来のために、前に進んでいこう。歴史的、民族的な違いは、分け隔てるものとしてではなく、過去の一部のものにすると約束して。きっとこれはよい方法だと思う。亡くなった人々に敬意を示すのには」
どちらも、記憶に關して、未來を志向して書かれたものだが、この2つの視點で、何が相違してゐるのだらうか?
21:15
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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