なんとも自身の文章の誤解されやすさに苦惱するばかりではあるが、狩野さんの、kaz さんは真剣に受け止められたようだ
といふのは、誤讀であらう。早々に告白してしまふと、新かなは、イワタ明朝オールドと築竹假名の混淆を目指してゐたのであり、歴史性云々の件は、丸明オールドを思出すやうな破綻したかなの否定辭として、かつ、過去の自分の無謀さの傍證として引用されてゐる。あまり襃められた引用の仕方ではないことには代はりはないのであるが。
「ま」の件であるが、狩野さんがKappa20のかなをベースに選んだ以上は、他の書體の知識は、かなの形へのエツセンスにしかならない。そのやうな惱みをお持ちであるとは、驚きである。
咽喉が痛い、これにて寐よう。
21:44
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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