今の世の中には現實主義を掲げる人が多くゐます。しかし、彼らの何割が本當の現實主義者でせうか。
現實主義者と名乘る人の多くは現状主義者に過ぎないと私はかんがへます。例へば、公共事業で落とした一時の金で、地域を振興させようとするのが現状主義。地域社會を形成して、文化的な側面からも進行させようとするのが現實主義。
現状主義者は多く有害です。現實的とは何か。彼らの思索にはそれが足りないやうに思はれてなりません。
22:37
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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