Diary/ + PCC + — HIMAJIN NI AI WO. Love Idle

2004年6月24日(木)

枇杷

枇杷の季節…をちょつとすぎたところである。此処らの風にあふられて、路傍に樹上でたわわに實る枇杷の實が、無殘にうち落とされて、ぐちやと潰れてゐた。

ところで、枇杷の季節である。枇杷といへば、私は樹上によく見るのだが、實際に食べたのは一度きりである。味はどうだつたかといふと、それをいつ食べたのか覺えてゐないくらゐに覺えてゐないのであつて、ただ、おいしく頂いたのだらうとは考へてゐる。

誰か私に枇杷を下されば思ひ出すかもしれませんと、言つてみる。

21:20

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