Diary/ + PCC + — HIMAJIN NI AI WO. Love Idle

2003年9月22日(月)

落日

斜陽は、もう見えない。野分が行過ぎて、秋の風が辺りを小寒くしている。ふと、上を見上げた。

一群に遅れたかのように、連なる雲々が、落日に照らされて、茜になっている。思わず、息を呑んだ。だだっ広い空の中に連なる、茜差す一連の雲。列なって行く先には、今朝方まで大雨を降らした野分の雲。

急いで家に帰って、カメラを構えたが、時既に遅し、落日は雲さえ照らさなくなっていた。

22:40

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