今日月と火星が寄り添ふを歸りに眺めつ。
珍しく空晴れ渡り、雲僅かなり。東の空を眺むに、丸き月有りけり。北に向ひて月を眺めつ歩き、十五夜前のもちもちと太る月に、火星、その側に明々と居たり。その姿見るに、感極まれるもの有り。余、月の斯程に文樣の鮮やかなるを知れり。
これぞ、秋の夜長のためならん。
22:35
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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